備えあれば憂いなし
バックアップといっても、用途に応じてさまざま
共用ファイルサーバーのバックアップ方法について、以前のブログ(*1)で書いたが、今回はパソコンのHDDを丸ごとコピーしてしまうという方法。
(*1)
ディスクのバックアップ、ベストな方法とは?(その1)
ディスクのバックアップ、ベストな方法とは?(その2)
不具合の現象もイロイロ
PCのバックアップと言うと、重要なファイルや、メールなどを、別の物理的に異なるディスク(外付けHDDや別のPCなど)に保存(退避)しておくことが一般的だが、パソコンの不具合ってディスクがクラッシュしたり、変なソフトを入れて環境がおかしくなったり、、いろいろある。
先日のようにマイクロソフトのアップデートファイルがバグってて 立ち上がらなくなる。。なんてことも。
最悪の場合「再インストール」が必要なことも、(ワタシの経験上)2年に一度くらいの割合で起きたりする。
再インストールでは元の状態に戻すのはほぼ不可能
再インストールすれば、真っさらな状態に戻せる、、とは言え、いつも使い慣れたPC環境って、いろんなソフトをインストールしてあったり、ブラウザの設定・アドオンなども 自分が使いやすいようにカスタマイズしてあったりと、元に戻すのは容易ではない。
と言うよりも、ほぼ不可能と言った方が良い。
完全には元に戻せないまでも、業務として使えるようにするには 1~2日かかってしまい、その間業務もストップしてしまう。。。
毎日バックアップしてなければ、過去のメールなども消えてなくなる。。。
そこでハードディスク丸ごとコピー!
なのでワタシは定期的にHDDを丸ごとコピーしバックアップ用として保管している。
こうすると、再インストールするような問題に遭遇した場合に、バックアップディスクに付け替えるだけで、少なくともバックアップをとった時の状態には戻せる。
バックアップ時点からの差分はノートPCから
バックアップ時点からXデーまでの差分は、メールや頻繁に更新するファイルなどが主だろう。
ワタシの場合、メールは全て複数のアドレスに自動転送しておき、ノートPCでも、業務用PCと同じメールを全て受信しているので、そこからコピーしてくれば最新に近い環境に戻せます。
ただし、丸ごとコピーした日以降にインストールしたソフト等ある場合は改めてインストールが必要となる。
なので、丸ごとバックアップは、定期的に行うこと、及び重要なツールをインストールした時にも行っておくことがポイント。
バックアップツールは「これdo台」!
丸ごとコピーに使うツールは、以前のブログ(ハードディスクの丸ごとバックアップに「これdo台」!オススメ!)にも書いた「これdo台」。
500GBくらいで約3.5時間。
バックアップの日は、仕事終わりにコレを起動して そのまま帰宅。
翌日出社してくれば 完了している、という寸法。
アヤシイ兆候があったら、こまめにバックアップを
PCがクラッシュしたり立ち上がらなくなったり、、というのは、実はある日突然いきなりやってくることは少ない。
ほとんどは事前に何らかの「兆候」があるものだ。
「なんか最近、途中で固まるなぁ」とか「立ち上がるときにたまにエラーになるなぁ」とか。
こういう兆候があったら、近いうちにクラッシュする可能性がある。
なのでそういうときは、必要なファイルを適宜バックアップしておくこと。
アヤシくなってからの丸ごとコピーは厳禁!
アヤシイ兆候が出てきてからは丸ごとコピーしてはダメですよ!
せっかく調子イイときにバックアップしていたのに、わざわざ動作が不安定になった状態に書き換えるなんて、そんなことしたら バックアップしていた意味がなくなりますの、ご注意を。
備えあれば憂いなし!
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[…] に備えて定期的にHDDを丸ごとコピーしていることは このブログ(「究極のバックアップ、ハードディスク丸ごとコピー!」他)にも度々書いているが、、 以前愛用していたバックアップ […]