異口同音に「うまくいかないよ」と言われた
起業のいきさつは「なぜ会社を起業したのか、小さな会社を立ち上げてみて」に書いたが、
創業時、もともとは仲間と二人での起業だった。
デジハリでインターネットの勉強をしているとき、そこで同じく学んでいた同級生と一緒に クラスメートのサイト制作とかを手伝うようになり、そして二人で起業した。
「儲かってくると仲違いするから」
「仲間と一緒に起業するとうまくいかないよ」と、当時起業について相談していた諸先輩方皆さんから異口同音に言われた。(^^;
特に、この二人は 年齢も同じ男性二人。上下関係がハッキリしていればまだしも、同い年となると尚更、と。
「最初がむしゃらに立ち上げているときは良いけど、やがて安定してきて儲かりだすと仲間割れを起こすものだよ」とも言われた。
そんな話は、自分でもよく耳にするし、多くの皆さんがそう仰るので「きっとそうなんだろうな」と思った。
でも、二人で協業して始めたからには、起業も二人で、、との思いは強かった。
2000年9月に在宅で創業した当初は、それぞれの自宅で作業し、メールやケータイで連絡を取り合いながら、必要に応じてデジハリのロビーで打合せ、、みたいな感じで仕事を開始。
そこから半年で いよいよ「起業」とう段になって、この諸先輩方のアドバイス、、というワケ。
最初から「3年で分社する」ことにしてスタート
であれば、最初から「3年で分社して、それぞれの会社でやっていこう」と二人で決めた。
あとから言い出すと、いろいろ いざこざの元になる。だったら最初からそう決めておこう、という考え。
なので、当初からそれぞれクライアントを分けて担当し、分社化しやすいような体制で進めていった。
結果的にはちょうど2年経ったときに、相方が独立するカタチでそれぞれの道を歩み出した。
最初から「いずれは分社化」として進められた
担当クライアントを明確に分けてなければ、分社の際にもっと混乱していたかも知れないが、最初から「いずれは分社化」と念頭に置いて活動することができた。
諸先輩方からのアドバイスのおかげで、自分たちなりに「いずれは分社化」という方向性でスタートできたことは良かった。
次回は、有限会社から株式会社に組織変更するときの話を。
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