応援・エールをくれた方にご挨拶から
業当時から今に至るまでを振り返るこのシリーズ。
※初回はこちら > なぜ会社を起業したのか、小さな会社を立ち上げてみて
前回は「取引先の倒産!こんなお人好しの対応でイイのか!?」と題し、取引先の倒産に遭遇した事件(!?)を綴った。。
今回は、実績も信用もない創業当初、どのように営業したか、経験談を。。
もともとはフリーランスのクリエーター募集から
もともと当社は、創業時ディレクターのみの在席で、デザイナーは外部に委託するかたちでスタートした。
そのため、まずは制作していただけるフリーランスのクリエイターを募集するとこから始まった。
本シリーズの「なぜ会社を起業したのか、小さな会社を立ち上げてみて」でも書いたが、デジタルハリウッドに通ってWebの勉強を
したので、まずはデジハリの卒業生でフリーランスで活躍している人に参画してもらおうと、デジハリの卒業生メーリングリストで募集をかけた。
その中にはエールを送ってくれた先輩も
メーリングリストでの募集に対し、50名くらいの方から反響があった。
まだあまり実績のない人から、バリバリの大手企業サイトの制作実績がある人までさまざまだった。
その中に、「自分は就職しているので参画できないが、後輩頑張れ!」とエールをくれた人が5人ほどいた。
エールをくれた人 全員にご挨拶に伺う
そこで、エールをくれた先輩全員に連絡をとり、会社に挨拶に伺わせてもらうことにした。
Web制作会社は、比較的小さいところも多く、先輩を訪ねていくと、ほとんどが社長さんも出てきてご挨拶させていただけた。
まだまだ実績などほとんどない、簡素な会社案内チラシを片手に、今後の夢を熱く語り、「仕事があればどんな些細なことでも連絡ください。精一杯頑張ります!」みたいな。
5社すべてからオファーをいただいた
しばらくすると、そのうちの1社、また1社と、、「こんな案件があるけどできる?」と連絡がきた。
大抵がコンペ案件だったりして、簡単には受注できなかったが、それでもオファーをいただけた。
一番最後の5社目に連絡があったのは、挨拶から半年も経った頃だったが、最終的に5社全てから何らかのオファーがあったことになる。
今は逆の立場になることが多いが、やはり一生懸命 熱意をもって頑張っている人には、何かチャンスをあげたいと思うのが人情。
当時、駆け出しの我々もそんな感じで 声をかけてもらったのだと思う。
やはり、動けば動いたなりのことはある、ということだ。
おまけ:最後の1社が例の倒産企業に。。
蛇足だが、この半年後に最後にオファーをいただいた会社が「取引先の倒産!こんなお人好しの対応でイイのか!?」で書いた「有名企業の大きな案件」を出してくれたところだ。
日曜の夜中に社長から電話
今でも覚えている、半年後にオファーをいただいたときのシチュエーション。
日曜日の夜、ケータイに電話が掛かってきた。
社長さんから直々にだ。
会ったのは半年も前のことで、一瞬誰だかわからなかったが、すぐに思い出せた。
週明けに打合せに伺い、我々にはとても回ってこないような有名企業の案件だったので喜んでやらせてもらったことを覚えている。
後から思うと、経営的に厳しい状況だったので、安く発注できる駆け出しの我々に委託してくれたのかな、、と。(^^;
前の記事 >> 取引先の倒産!こんなお人好しの対応でイイのか!?
次の記事 >> 多くの人から反対された「仲間と二人での起業」、こうして乗り越えた
初回の記事 >> このCEOブログを始めたワケと、7年続けてきた今の心境をまとめてみた
← 応援していただける方
クリックをお願いします!