CEOブログ

横浜で活躍するホームページ作成・開発会社アットライズの代表取締役社長(CEO)が綴る、日々の奮闘記!!

パソコン

ハードディスクの破壊(穴開け処分)

投稿日:

P1070918-s

HDD廃棄時、情報漏洩対策は大丈夫?

一月ほど前、「PCがどうしようもなく重いので、ハードディスクを交換したら直った!」というブログ記事を書いた。
その後、新しいハードディスク(HDD)で順調に動いているが、、問題は交換済みの古いHDDの処分。
そのまま迂闊に廃棄すれば、どこかで誰かの手に渡り、、データが読み出される危険性もゼロとは言えない。

なので、完璧に廃棄する必要があるのだ。

ディスク内容の完全消去

データを完全消去するには、以前書いたブログ「[HDD]ハードディスクの完全消去」という方法が有効だ。
「cipher」コマンドを使えば、消去前のデータが読み出される可能性は ほぼないと思われる。

パソコンを中古品として第三者が再利用する場合などは、ぜひこの方法で消去して再利用したい。

HDDを物理的に破壊する

今回、上記方法で消去しようと試みたが、HDDが故障しているらしく、接続しても認識されない状態になっていた。
これではデータ消去は不可能だ。
※ちなみに、「故障してるなら そのまま捨てても問題ないのでは?」と思われる方もいるかも知れないが、たとえ故障していても 中のディスクはそのまま残っていて、これを取り出されたら、データがそのまま読み出されてしまう可能性がある。

なので、物理的に破壊するしかない。。

ソフマップでは 専用マシンを使ってディスクを破壊するサービスを 930円(税別)で行っているようだ。
このサービスを利用することも考えたが、
・ソフマップまで行くのが面倒。
・今後も毎回ソフマップへ行くのか??
という二つの理由で、自分でドリルで破壊することにした。

ドリルで数カ所穴を開ける
P1070930-s

今回は10ヶ所くらい開けた(HDDのカバーだけでなく、ディスクまで貫通するように!)
P1070934-s

念のためコネクタも破壊
P1070931-s

ここまでやっておけば大丈夫だろう。
「ディスクに穴を開けても、穴の空いていない部分のデータを読み出すことは技術的に不可能ではない」という意見もある。
確かに不可能ではないが、そこまでやるには膨大な時間とコストがかかる。
犯罪捜査等ならいざ知らず、どこの誰が使っていたかわからないディスクをそこまでして読み出すメリットはないので、現実的には問題なしと考えて良い。

そんなことよりも、パソコンの盗難や、ハッキング等の対策をする方が先だ。。

ということで、1ヶ月ほど放置していた古いHDDを やっと処分することができた。(^-^)V
 
 

-パソコン


  1. […] ② ハードディスクの破壊(穴開け処分)(2017.07.02) この方法は、既に使えなくなったディスク(フォーマットもできない)や、反応が遅かったりして これ以上継続して使うに堪えない […]

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

[備忘録]Windows10:32bit→ 64bit化

32bitはメモリが最大4GBまでしか認識できない。。 自宅のパソコンがどうにも重い。。 なのでメモリを追加しようとしたが、、なんとWindows「32bit版」のため、せっかく搭載してもOSの制限で …

意外な盲点:パソコンのボタン電池(パソコンがもし立ち上がらなかったら)

パソコンが起動しない。。 自宅のパソコンが、電源を入れても立ち上がらないことが何度かあった。 メモリを抜き差ししたり、ハードディスクをバックアップ用に差し替えてみたりしたのだが、状況はあまり変わらず、 …

Dropboxに差分バックアップをとる仕組みを確立

「最新」の状態でバックアップを取っておくことは重要 PCが壊れるとき、少し前から兆候が現れることが多い。 先日もブログ「PCがどうしようもなく重いので、ハードディスクを交換したら直った!」に書いたよう …

フリーソフトでここまで!すごい音楽編集ソフト「SoundEngine」

音楽の録音から、波形編集、マスタリングまで!「SoundEngine」 なんでこのソフトが必要だったか、、その顛末は後半に書くとして、まずはこの高機能音楽編集ソフト「SoundEngine」のご紹介! …

ノートPC「パナソニック Let’s note」がリコールだと。。(泣)

過充電により発火の可能性 今朝Yahooニュースを見ていたら、「パナソニックのノートPCでリコール バッテリーパックが発火する可能性」なる記事が。。 まさか!? と思い 記事を読み進めていくと、、対象 …