HDD廃棄時、情報漏洩対策は大丈夫?
一月ほど前、「PCがどうしようもなく重いので、ハードディスクを交換したら直った!」というブログ記事を書いた。
その後、新しいハードディスク(HDD)で順調に動いているが、、問題は交換済みの古いHDDの処分。
そのまま迂闊に廃棄すれば、どこかで誰かの手に渡り、、データが読み出される危険性もゼロとは言えない。
なので、完璧に廃棄する必要があるのだ。
ディスク内容の完全消去
データを完全消去するには、以前書いたブログ「[HDD]ハードディスクの完全消去」という方法が有効だ。
「cipher」コマンドを使えば、消去前のデータが読み出される可能性は ほぼないと思われる。
パソコンを中古品として第三者が再利用する場合などは、ぜひこの方法で消去して再利用したい。
HDDを物理的に破壊する
今回、上記方法で消去しようと試みたが、HDDが故障しているらしく、接続しても認識されない状態になっていた。
これではデータ消去は不可能だ。
※ちなみに、「故障してるなら そのまま捨てても問題ないのでは?」と思われる方もいるかも知れないが、たとえ故障していても 中のディスクはそのまま残っていて、これを取り出されたら、データがそのまま読み出されてしまう可能性がある。
なので、物理的に破壊するしかない。。
ソフマップでは 専用マシンを使ってディスクを破壊するサービスを 930円(税別)で行っているようだ。
このサービスを利用することも考えたが、
・ソフマップまで行くのが面倒。
・今後も毎回ソフマップへ行くのか??
という二つの理由で、自分でドリルで破壊することにした。
ドリルで数カ所穴を開ける
今回は10ヶ所くらい開けた(HDDのカバーだけでなく、ディスクまで貫通するように!)
念のためコネクタも破壊
ここまでやっておけば大丈夫だろう。
「ディスクに穴を開けても、穴の空いていない部分のデータを読み出すことは技術的に不可能ではない」という意見もある。
確かに不可能ではないが、そこまでやるには膨大な時間とコストがかかる。
犯罪捜査等ならいざ知らず、どこの誰が使っていたかわからないディスクをそこまでして読み出すメリットはないので、現実的には問題なしと考えて良い。
そんなことよりも、パソコンの盗難や、ハッキング等の対策をする方が先だ。。
ということで、1ヶ月ほど放置していた古いHDDを やっと処分することができた。(^-^)V
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