以前の日記で、当社の朝礼では3分間スピーチのネタとして、倫理研究所が発行している「職場の教養」という小冊子を使っている、と書いたが、、
最近、松下幸之助氏の「道をひらく」の輪読に変更した。
(日替わりの当番が1節(2p)を読み、感想を述べるスタイル)
いろいろな方の話や著名人がバイブル的な一冊としてあげている書物に、
- 松下幸之助著「道をひらく」
- 稲盛和夫著「心を高める、経営を伸ばす」
の2冊が多く登場していた。
どちらも人生哲学、経営哲学としてとても素晴らしい内容で、しかも1節が見開き2ページで、朝礼の輪読にちょうどイイ。
まずは「道をひらく」から始め、これが一通り終了したところで、次に「心をひらく・・・」にチェンジの予定。
この2冊、どちらも本質は同じようなことを述べている。
やはり人生なり経営なりを極めると、このような哲学に行き着くのだろうか。
松下幸之助氏の本は、今から40年くらい昔に書かれた本なので 表現や描写が時代を感じさせるところもあるが、今でも十分伝わる内容になっている。
内容は同じようなものであるが、松下さんの方がやわらかい表現で比較的抽象的に書かれている。
稲盛さんの方は、直接的でストレートな表現が多いように感じる。
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<今日の朝礼(11/26(木))>
■テーマ「日々是新(ひびこれあらた)」
昨日も今日も自然の動きには何ら変わりがないが、心があらたまれば見るもの聞くものがみな新しい。という内容。
私的な解釈では、心の持ちようによって、周囲の見え方、環境がいかようにも変わってくる。
稲盛さんの著書も「心を高める・・・」というタイトルのように、自分自身の心の持ちようが大切だ、ということ。
倫理法人会の教えでも「運命は自ら招き、境遇は自らつくる」という一説がある。
どんなときでも希望をもって、明るく元気にポジティブ思考で行動することを心がけたい。