高校球児の中に「おじさんチーム」で参戦
先日、「チームビルディング」の研修に参加させてもらう機会がありました。
知り合いで企業研修などを得意とする人材育成コンサルタントの関根美紀子さんが、同じく知人が監督を務める川崎市にある公立高校の野球部にてチームビルディングを行うというので、「おじさんチーム」として数名で参加させていただいた次第です。
「グループ」と「チーム」の違い
3時間程度の限られた時間ではありましたが、テンポ良くワークを通したさまざまな学びを得ることができました。
特に印象的だったのが「グループ」と「チーム」の違い。
「グループ」は、単に目的を果たすために集まった集団で、メンバーの頭数に合わせ作業が割り当てられ、その成果は「足し算」となる。一方「チーム」は、一人ひとりがミッションを担って目標を達成する組織で、成果は人数以上の力を発揮する「掛け算」となる。
以前、脳科学における「集合知性」という言葉を習ったことがありますが、まさに「チーム」は集合知性によってパフォーマンスを発揮できる集団となるのでしょう。
職場でも単なるグループではなく”チーム”となるべく、お互いを理解しリスペクトし合い協力することで業績向上に繋がっていくものと思います。
ワークの中でも、最初は各自で課題に取り組みますが、次にチームで同じ課題に取り組むと まさに”掛け算”のごとく、パフォーマンス結果が向上していく。それを自ら体験・体感することができました。
親子ほど(以上に!?)歳の離れた高校生たちの生き生きとした元気な姿を見ていると、はるか遠い昔 自分の高校時代のちょっと甘酸っぱい記憶が思い起こされてきます。(^^;
部活動を通していろいろなことを学び 身につけて、これからの日本を背負っていく大人に羽ばたいていってほしいと願います。