「真面目に一生懸命仕事に打ち込む」
■今週の 考え方・フィロソフィの学び「真面目に一生懸命仕事に打ち込む」
—「真面目に一生懸命仕事に打ち込む——————————
一生懸命に働くということは、勤勉であるということであり、仕事に対する態度が
常に誠実であるということです。
私たちが本当に心から味わえる喜びというのは、仕事の中にこそあるものです。
仕事をおろそかにして、遊びや趣味の世界で喜びを見出そうとしても、一時的には
楽しいかもしれませんが、決して真の喜びを得ることはできません。
人の一生の中で最も大きなウエイトを占める仕事において充実感が得られなければ、
結局は物足りなさを感じることになるはずです。
真面目に一生懸命仕事に打ち込み、何かを成し遂げたときにこそ、他には代えがたい
喜びが得られるのです。
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5/7に放送された「奇跡体験!アンビリバボー」をYouTubeで見ました。
今回は「下町の崖っぷち工場に起きた奇跡」と題し、下町の町工場で
繰り返し襲う災難を乗り越えた話でした。
その中で特に印象的だったのが、隣家からの もらい火事で自宅兼工場が
消失し、中古の安い手動工具しか買うことができなくなってしまった状況で、
やっと頂けた仕事は、どこの工場もやってくれないような短納期(二週間)の
無理難題の案件でした。
でも、それをよろこんで請け、お客様もお急ぎだろうと徹夜作業で
一週間で納品した、という逸話が紹介されていました。
他にもいろいろ苦労話や、創意工夫と努力で乗り越えた話がありましたが、
印象に残っているのは、「競合他社がいる中で、勝ち残るには差別化が必要。
安くすることも差別化ではあるが、それだと会社も従業員も疲弊してしまう。
そこで相手が驚くような納期で納品することで信頼を得ていった。」という
ような話でした。
アットライズも創業当時は 実績もなく、まともな案件など出してくれるところも
なく、、余所で断られたような厄介な仕事しか回って来ませんでした。
でも、それを断ってしまったら次に繋げることもできないので、「なんとか
頑張ります」と言って引き受け、約束の納期よりも早く仕上げるようなことを
必死で行っていました。
幸いにも 今このコロナ渦でも まだ目に見えた影響はありませんが、経済全体が
冷え込んでいく中、今後新たな受注が減ってくる可能性は十分考えられます。
経営者仲間では、業種によっては 9割減(売上が 10%にまで低下)し、
従業員の雇用と この先の会社存続の危機に直面している企業もあり、
切実な話も直接聞いています。
こういう時だからこそ、仕事があること(仕事をいただけること)に感謝し、
そして ただ決められたとおり当たり前に対応するのではなく、一つでも
付加価値を感じてもらえるような対応を心がけたいと思います。
まずは、「なるべく早く対応する」ということを行ってみましょう。
それは例えば、修正に対する対応もそうですが、問い合わせに対しすぐに返事をする
といったこともあるかと思います。
ちょっと今回のテーマと それてしまったかも知れませんが、こういった創意工夫が
「真面目に一生懸命仕事に打ち込む」ということに繋がっていき、それは
自分自身のやりがい 充実感にも繋がっていくものとくと思います。
今週もよろしくお願いします。
服部