京セラは設立当初から下請けでなく自主独立の会社
「下請け」の場合、価格(売値)や納期、何よりも製品(商品)そのものの仕様等についても自分の都合ではコントロールできず、多分に元請け意向に従わざるを得ない。
一方「元請け」=「自主独立」の場合は、それらをある程度自社の裁量でコントロールできる。また、ブランド名や社名も自社のネーミングで世に出すことができる。
多くの企業は、下請けから脱却し元請けを目指すが、なかなか脱却できずに試行錯誤しているところが多い。
京セラは、創業当初から自主独立をの会社であったが、その分お客様が望むような価値をもった製品を次々に生み出していく必要がある。
アットライズもほぼ100%元請け
アットライズも稀に下請けとして依託いただくこともあるが、創業以来 ほぼ100%元請けでお仕事をいただいている。
Webの仕事だと、なかなか独自性のある新商品を開発する、とうのは難しかったりするが、当社では自社の付加価値として、以下のポイントに力を入れている。
■レスポンスの速さ
お客様のご要望になるべく迅速に対応する。
返信が遅くなる場合は、その旨をなるべく迅速にお伝えする。(そしていつまでに対応可能かも示す)
■正確性
正確でミスのない製品・納品を心がける。
ダブルチェック(複数の人による二重検証)を基本とし、制作担当者だけでなくディレクターもチェックすることで、ミスの根絶を図る。
■明るい対応(接遇)
電話の応対や、来客時の接遇を、なるべく朗らかに明るい対応をする。
お客様がいらしたとき、またはお帰りになる際は、全員が起立して挨拶する。
宅配便等、業者の方が訪問されたときは、全員で「ご苦労様でした」と声を掛ける。
こういった対応を心がけている。
私がいろいろな会社を訪問させていただいたとき、「あ、なんかいいな」と感じたことを自社でも積極的に取り入れるようにしている。
スタッフ一人ひとりの日頃のちょっとした行動・行いが、その会社のブランドになっていく。
今日の朝礼タイトル「お客様第一主義を貫く」とは、決してお客様に迎合することではなく、プロフェッショナル集団としての対応を心掛け、お客様に喜んでいただくことだと思う。