縁あって、宮古島での輪読会
京セラ創業者 稲盛和夫氏が主宰する経営塾「盛和塾」の、私が所属する盛和塾横浜では、毎月5~6回程度 さまざまな自主勉強会を開催している。
その中で、講話等をまとめた機関誌を輪読する「輪読会」という分科会があるのだが、その中のメンバーの一人が宮古島に永住目的で引っ越し、そのご縁で宮古島で輪読会を開催することになった。
ということで、5/14(日)~16(月)の3日間、宮古島へ行ってきた。
沖縄本島は一度だけ行ったことがあるが、離島は初めての経験。
運悪く先週末ちょうど梅雨入りしてしまい、午前中に現地に着いたときには梅雨空だった。
が、日頃の行い(!?)か、空港から移動する途中で みるみる快晴に!
写真:朝日に輝く伊良部大橋
輪読と現地経営者の講話での学び
宮古島での学びは、毎月横浜で開催しているような 機関誌の輪読と、現地の盛和塾生でもある株式会社パラダイスプランの西里長治社長によるご講演。
(株)パラダイスプランというより、宮古島の「雪塩」と言った方が知名度が高いと思う。
雪塩は、含有するミネラル成分の種類でギネスブックにも載り、「雪塩ちんすこう」を始めお菓子から、石けん、化粧品まで幅広く商品化されている。
現在創業24年で、直営店舗 16店舗、社員数260名規模の会社になっている。
事業は大きく分けて以下の3業態。
① 雪塩の製造販売
② 塩の専門店「塩屋」(まーすやー)
③ 島の駅みやこ(宮古島にある道の駅のようなショッピング施設)
創業当初は苦労の連続だったが、幸運がいくつか重なり軌道に乗せることができた。
その中でもギネスブックに登録され話題になり、一気にブレークした。
その際、生産量が限られているため品薄となったが、それが更に希少価値を生み出しブランド力のアップに繋がった。
西里社長の最も好きな言葉は「能力を未来進行形で考える」。
経営理念は
わたしたちは
世界中から選ばれる企業になるため
社業を通じて沖縄の発展に貢献するため
無限の可能性を信じて挑戦し続けます
これからも地元宮古島・沖縄の発展のために尽力されるとお話しされた。
宮古島の自然と美しい海、現地の人たちの温かいおもてなしに、移住する人の気持ちがわかるような気がしました。