CEOブログ

横浜で活躍するホームページ作成・開発会社アットライズの代表取締役社長(CEO)が綴る、日々の奮闘記!!

業界・技術情報

[備忘録]WordPressの常時SSL化でBizVektorテンプレートの対応

投稿日:

[常時SSL化(3)]WordPress:BizVektorの落とし穴

常時SSL化については、下記ブログで述べてきたが、
[常時SSL化(1)]Webサイトの常時SSL化
[常時SSL化(2)]WordPressサイトの常時SSL化

ここでは、WordPressのテンプレートとして有名なBizVektorを使ったサイトでの常時SSL化について、実際に筆者がハマった経験をふまえ 注意点を。
auto1161

機械的に修正するとBizVektorテンプレートがデフォルトに戻ってしまう

上記 常時SSL化(2)で述べたように、WordPressで構築したサイトは、データベース(DB)を検索し、「http://xxxxx.xxx」→ 「https://xxxxx.xxx」に書き換えてやれば良いのだが、、
実は BizVektorは、単純に全部の「http://xxxxx.xxx」を機械的に変換してしまうと、カスタマイズしたデザインが、デフォルトテンプレートに戻ってしまう
という、摩訶不思議な現象に陥る。

具体的には「wp_options」と「wp_postmeta」に記載されたデータをphpMyAdminで「https://xxxxx.xxx」に書き換えると その事象は発現する。

WordPressの管理画面から「外観」を変更すべし!

この不具合を対処するには、DB上を直接書き換えるのではなく、WPの管理画面からログインし、下記2ヶ所をCMS上で修正してやる。

(1) 「外観」→「カスタマイズ」→「デザイン設定」で、URLを「https://」に。
(2) 「外観」→「テーマオプション」→「3PRエリア」で、URLを「https://」に。

※ブログ機能で「お知らせ」などを作っている場合は、当該ページが http://のままになってしまうこともある。
そんなときは、下記(3)も行うべし。
(3) 「外観」→「テーマオプション」→「お知らせ & ブログ」で、URLを「https://」に。

実際、コレを解決するのに かなり手こずった。。(^^;
 
 

-業界・技術情報

関連記事

WordPressに深刻な脆弱性

しばしば発覚する脆弱性 WebサイトのCMS(更新システム)として広く普及しているWordPress(ワードプレス)ですが、Windowsがさまざまなセキュリティホールを突かれているのと同様に、シェア …

デジハリ クリエイターズオーディション

金曜日、デジタルハリウッド東京校にて「クリエイターズオーディション」が開催された。 クリエイターズオーディション(通称「クリオ」)は、デジハリ受講生が卒業制作として作成した作品の中から優秀な作品を選抜 …

ネット広告費、新聞抜く

電通の発表によると、「2009年の広告費」で、ついに「ネット広告費」が「新聞広告」を抜き、「テレビ広告」についで第二位になった、と。 ITmediaの記事は > こちら 他のマスメディアは軒並み二ケタ …

メールアドレスの大文字/小文字は区別されるか!?

原則「区別される」が、大半のメールサーバーは区別なく運用 弊社で発行しているメルマガで、読者の方から「毎回2通届くので、1通だけにして」とご指摘がありました。 メルマガの配信は大手メール配信サービスを …

「ET & IoT Technology 2018」に行ってきた。

パシフィコ横浜で開催された展示会 ここのところIoT系の展示会に しばしば出向いているが、11/15(木)はパシフィコ横浜で開催された「ET & IoT Technology 2018」を視察 …