死後にも自分の書き込みが残り続ける。。
昨日の日経新聞ニュースで「米フェイスブック、「相続人」導入 死後にページ管理」という記事が目にとまった。
インターネット交流サイト最大手の米フェイスブックは12日、利用者が自分の死後に自身のページ(アカウント)を管理してもらう「相続人」を指定できる機能を米国で導入した。(中略)
相続人は利用者本人のアカウントに遺言を載せたり、追悼文や葬儀の日取りを表示したりすることができる。相続人を指定せず、従来通り遺族らに削除してもらうことも可能だ。(中略)
ただ、相続人は過去の投稿の変更や削除はできない。利用者がアカウント上で私的にやりとりしていたメッセージも見られないという。
記事によるとFacebookのこの機能は「遺言を載せたり、葬儀の日取りを表示したり」と、主に本人が亡くなったことを告知する目的のようだ。
「過去の投稿の変更や削除はできない」とあるので、生前にアップした内容はそのまま残り続けることになる。
アカウントを削除するサービス
調べてみると自分の死後にアカウントを削除したりするサービスはいくつもあるようだ。
Google「アカウント無効化管理ツール」は、ログインしない状態が最短3ヶ月続くことで、予め設定した相手にmailでメッセージを送れたり、自動でアカウントを削除する設定もあるとか。
ブログやSNSなど、自ら情報を発信できるツールがあふれている。
ワタシ個人にしても、このCEOブログを始め、Facebook、mixi、Twitter、主に愛犬の成長記録を記した個人ブログ、などなど、、たくさんある。
はたして自分に万が一のことがあったとき、これらがそのまま残り続けることは どうなんだろうか?
基本的には「公開」の設定でアップしているので、自分的には見られて困るようなものはないと思っているが、例えば遺族が後々まで残る書き込みを目にしたとき、どう感じるか。
また、FacebookなどのSNSはコメントやリツイートなどの機能があり、本人の死後、、はたして不愉快なコメントがつくことはないのか? そしてそれを誰も削除することもできず、ネット上に永遠に残り続ける。。
SNSに限らずアカウント情報の整理など「終活」が必要か!?
SNSに限らず、さまざまなアカウント情報や 自分個人しか知らない秘密情報を、亡き後どのようにするか、遺言ほど大げさでなくても「終活」の一環として、そのような整理も必要かも知れない。
今はまだそれほど社会問題化するような事例はないが、今後こういった問題がどんどん出てくる時代がくるだろうし、それに対応するサービスももっとメジャーになってくると思う。