昨日のニュースで、大学法学部のゼミ学生が「いっこうに閉店しない閉店セール」に疑問を持ち調査した結果が報道されていた。
※参考:閉店しない「閉店セール」学生が実態調査」
前々から疑問だった、しょっちゅうやってる「閉店セール」
件の調査結果では、調査対象の9店舗のうち、実に過半数の5店舗が閉店予告日を過ぎても閉店することなく営業を続けていたとのこと。。
また、このパターン(閉店せずに継続)とはちょっと違うが、定期的にしょっちゅう「閉店セール」をやっている店もある。
自宅近くの某大手靴量販店などは、ちょうど今も「閉店セール」をやっているが、良く見ると「店内内装のため」と書いてある。
実際は数日休業して、いるようだが、、「開店」した後に行ってもそんなに改装されてる風もない。
なんか、棚卸しのタイミングに合わせて「改装閉店セール」と言ってるだけのようにも思える。。
消費者庁の見解ではこのような広告は景品表示法に触れる可能性がある、とのことだが「閉店」の定義があいまいで 実際にはグレーゾーンといったところか!?
似たような、「全品半額セール」なのに「対象外」がたくさん
同じような事例でよく見かけるのが、「全品半額セール」などと謳ってるのに 実際には「セール対象外」がたっくさんあるお店。
「セール」の賑やかな広告に誘われて入ってみると、いざ本当に欲しいものは なぜかいつも「セール対象外」であることが多い。
結局「全品」と謳いながら、売れ筋は値引きせず 単に在庫処分してるだけに思えてしまう。。
消費者を欺くような商法、もうやめようよ。。
一昨日のブログ「なんか釈然としない、モバイルWi-fiの料金が突然上がってた件..」では、ケータイ会社のグレーな商法について書いたが、同じような話が世の中たくさんある。
ケータイ会社の件は、消費者が意図しない料金を支払わされるという被害(!?)があるが、閉店セールは「誰も損しないのだから問題ない」と言っている店もあるようだが、、
いずれにしても消費者の誤解を招く行為であることには違いない。
近江商人の経営哲学「三方よし」
以前のブログ(近江商人「商売の十訓」)で 近江商人の経営哲学である「三方よし」について書いた。
近江商人の経営哲学「三方よし」
売り手よし、買い手よし、世間よし
やはり商売を長く継続させていくには、みんなが幸せになる、という想いが大切だ。