CEOブログ

横浜で活躍するホームページ作成・開発会社アットライズの代表取締役社長(CEO)が綴る、日々の奮闘記!!

アットライズ

創業への想い:前編「Web業界に転身した理由」

投稿日:2014年10月22日 更新日:

アットライズは2001年3月に設立し、今年で14年目となる。
14年というと長いようだが、実はあっと言う間だったように思う。

来月は10年間お世話になった今のオフィスから、横浜駅東口にある新しいオフィスに移転し、心機一転スタートする一つの節目でもあり、
初心を忘れず、改めて創業当時の思いを綴ってみたい思う。
auto0335

Web業界に転身した理由

これから先やりたいことを、3年間でみつけよう

前職は、大手メーカーの系列会社でプログラマー・SEとして12年間勤務し、34才で退社した。
新卒で入社し10年近くが過ぎた30才くらいの頃、自分の将来についていろいろと考たとき「このままで良いのか? 自分が本当にやりたいことは何だ?」と思う。。
と言ってもすぐにやりたい事があるわけでもなく、、なので「これから先やりたいことを、3年間でみつけよう」と考えた。

自分なりにアンテナを張りつつ過ごしていたとき、時は1999年、Windows95が爆発的にヒットし、一般家庭にも「パソコン」が普及しつつあった。それまで「オタク」と呼ばれるようなごく一部のマニアが使っていた「インターネット」が世の中に広がりつつあったとき、一つの象徴的事件が注目を集めた。

たった一人が大会社と渡りあった象徴的出来事

その事件とは「東芝クレーマー事件」。私の年代から上の世代くらいの人は、ひょっとしたら記憶にあるかもしれない。今でも「東芝クレーマー事件」で検索すると、その顛末を掲載したサイトがたくさんヒットする。

この事件、簡単に説明すると、、
東芝のビデオデッキを購入した男性が製品の不具合で修理を依頼したところ、担当窓口をたらい回しにされ、挙げ句の果てには東芝の担当者から暴言を吐かれた。この経緯や顛末と合わせ密かに録音していた電話のやり取り(暴言)を自身のWebサイトで綴り公開していった。

有名な東芝側担当者の暴言
「お宅さんみたいのはね、お客さんじゃないんですよ、もう。クレーマーっちゅうのお宅さんはね。クレーマーっちゅうの」

東芝がサイト閉鎖の「仮処分申請」を出したことで逆にマスコミに取り上げられることになり、サイトへのアクセスも急増。
男性側から一方的に書かれた内容だけを見ると「東芝はなんてけしからん会社だ!」との印象を多くの人が受けた。そして東芝非買運動にまで発展した。

※その後の顛末も含めた まとめ記事を見ると、どうやらこの男性は本当にクレーマーだったようだが。。

自分もネットで情報を発信する側になりたい!

たった一人のユーザーが大会社東芝を相当ギャフンと言わせたこの事件。
それまでではあり得ないことであったが、Webサイトを使って情報発信することでそれを可能にした。

この事件を当時リアルタイムに見ていた自分にとって「インターネットで何てすごいんだろ、自分も情報を発信する側になりたい!」と強く思うようになった。
 
 
(後編に続く)
 ※後編:大資本を持たない中小企業でも手軽に情報発信を!

-アットライズ
-


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

実績のない会社は仕事が頂けない現実、創業時をこうして乗り越えた

創業当初は営業も苦労の連続 前回、「なぜ会社を起業したのか、小さな会社を立ち上げてみて」と題し、自ら起業するに至った経緯を綴ったが、今回は創業当初の苦労話を。。 声はかかっても「実績」がないと厳しい現 …

仕事初め:地元の氏神様へ初詣

仕事初めは平沼水天宮の参拝から 本日1/4(水)より2017年の仕事初めとなりました。 短い年末年始休暇でしたが、それぞれ鋭気を養ってきたことと思います。 新年の仕事初めは恒例となっているスタッフ総出 …

おかげさまで 創立20周年

心より感謝申し上げます。 株式会社アットライズは、創立20周年を迎えることができました。 ここまで歩んで来られたのも、ひとえに 今まで支えてくださった多くの皆様のおかげと、心より感謝申し上げます。 人 …

このCEOブログを始めたワケと、7年続けてきた今の心境をまとめてみた

当時も今も、「一年の抱負」がきっかけ 年初に立てた「今年の抱負」の一つに、「ブログを毎日アップする」という目標を掲げた。 サイトの更新を頻繁に行うことがSEO対策的にも効果があることはデータからも明ら …

no image

Ustream:PR動画

本日、本間正人先生のご厚意で、UstreamによるPR動画の撮影を行った。 さすがに本間先生、ナビゲートが上手いのでとてもリラックスして撮影することができた。 今後、自社PRに活用していこう! Ust …