CEOブログ

横浜で活躍するホームページ作成・開発会社アットライズの代表取締役社長(CEO)が綴る、日々の奮闘記!!

よもやま話

初心者の富士山登山で感じた、必要な装備・注意事項

投稿日:2014年8月24日 更新日:

先週(8/15(金))夏休みをいただき、家族で富士登山をしたことはブログに書きましたが。。

ワタシは3回目の富士登山ではあったが、前回はもう20年も前の話で、、
山登りに関しては 全くの素人と言っていいくらい。。

素人なりの振り返り

そんな素人が素人なりに持っていてよかった装備、気をつけておきたいこと、、などを振り返ってみました。
初めて登られる方の参考になれば幸いです。
※長文です。。

なぜ今年にしたか

まずは、なぜ今年登ることにしたのか、という理由から。

もう10年も前から「いつかは家族で登りたいね」と話していましたが、ではいつ登るのか!?
今年は以下のような条件が重なるので、今年チャレンジすることにしました。
ちなみに家族構成は、父(40代)、母(40代)、長女(高3)、次女(中1)の4人家族。

  • 我が家の次女が今年中学に入学。運動部に入れば体力がつくだろう。
  • 長女が今年高3。部活を引退するが、引退直後なのでまだ体力があるだろう。
  • 親の年齢的にも できるだけ若いうちに登っておきたい。

宿泊と登山ルートについて

宿泊はせずに日帰りにした

まず、いろいろ書き込みなどを見たところ、富士登山で何が辛かったかって「山小屋での宿泊」という意見がたくさんあった。。(^^;
スペースが狭いのは有名だが、、やはり「一睡もできなかった」などの意見を見てしまうと消極的になります。。

ワタシの過去2回も宿泊なしでしたが、どちらもご来光を見るために夜通し徹夜で登ってましたが、さすがにそれはキツイので ご来光はあきらめて「早朝出発し、夕方までに下山する」ことにしました。

登山道は最短距離の「富士宮ルート」をチョイス

次に、4つある登山ルートのうち、どのルートで登るか、、ということ。
一番メジャーなのが河口湖側から登る「吉田ルート」、次が御殿場側からの「富士宮ルート」。
結局 富士宮ルートにした理由は、

  • 登山口の標高が一番高い(吉田ルート2300m、富士宮ルート2400m)
  • 往復距離が一番短い(吉田ルート14km、富士宮ルート8.5km)
  • 登りの目安時間が一番少ない(吉田ルート7時間30分、富士宮ルート6時間30分)
    ※目安時間は資料によって異なります。
  • 富士宮ルートの方がアクセスが良い(御殿場インターから近い)

などなど。

当日の出発時間

下山が遅くなって暗くなるのが最も心配だったので、なるべく夜明けとともに登り始められるように行動。
マイカー規制によるシャトルバスは、水ヶ塚駐車場からAM6:00始発だが、これに乗ると5合目まで30~40分。高山病対策で最低5合目で1時間は身体を慣らす、、と言われているので、バスで登ると どうしても登り始めが8:00近くなってしまう。
なので、バスの始発よりも前にタクシーで5合目まで移動することにしました。
タクシーでも4500円くらいなので、4人でバスに乗ることを考えると金銭的負担もさほど差はないと判断。

  • 前日は御殿場市街のホテルに宿泊
  • 前日20:00には就寝
  • 当日03:00起床
  • 03:30ホテル出発
  • 04:00過ぎ 水ヶ塚駐車場到着
  • 04:30タクシー乗車
  • 05:00過ぎ 五合目到着(ここで朝食とりつつ、しばし身体を慣らす)
  • 05:45登山開始

— 2016.08.05追記 —————————
今年(2016年)も、7月24日(日)に ほぼ同じルートで登りましたが、スケジュールを30分前倒しにしました。
4:00前にタクシーに乗車したときは、タクシーが2~3台 客待ちしてましたが、途中で忘れ物があったことが発覚し水ヶ塚駐車場まで取りに引き返してきたときは、ほんの20分後くらいだったのに、もう20人くらいがタクシー待ちの行列を作っていました。
タクシーの運転手さん曰く、限られた台数(10台くらい!?)が繰り返し乗せているので、1台が5合目まで行って戻ってくるまで 4~50分かかるそう。
早めに行動した方が良さそうです。

富士登山_20140815054756-s

見あげる天気は良好、ただし頂上付近は笠雲みたいな…

5合目から見あげる富士山は、頂上付近に笠雲のような雲が見えたのが若干気になるが、昨日の雨模様とは一転 青空にくっきりとそびえていた。
が、この笠雲が後ほどエラい目にあうなんて、このときは思いもせず 元気に登り始めました。
富士登山_20140815163910-s

想像以上にキツイ。。

8合目までは晴れてはいたが、想像以上にキツイ。
かなり急な岩場を登るところも多々あります。
大股に一気に登るより、小刻みに一歩ずつ着実に歩く方が疲労は少ない。
眼下に見える雲海に癒やされながら、途中何度も小休止しつつ、上を目指します。
富士登山_20140815150628

8合目から上は暴風雨。。

上に登るに従い、だんだん風が強くなってくる。
そして8合目から上はキリの中に突入。そして文字通り霧雨の中。その後だんだん雨脚が強くなってくる。
カッパを着て登るも、途中暴風で吹き飛ばされそうになる。

後で調べてわかったことですが、もともと笠雲は、強風が山肌にぶつかり山頂付近を駆け上がることでできる雲らしい。
なので、笠雲がある=暴風が吹いている、ということ。。

9合目の山小屋で雨宿りがてら休憩していたとき、となりの親子連れが登るか撤退するか相談していた。
正直、小学生の子連れだったらここで引き返していたかも。。

途中、こんな(↓)雪渓も残っていた。。
富士登山_20140815135126

頂上の山小屋の営業時間に注意!

やっとのことで頂上までたどり着き山小屋で暖を取る。
一つ800円(!!!)もするカップラーメンに癒やされる。

もう一つ追加で買おうとしたところ、思いもかけない一言が「もう営業時間終了。」!!!!!!!
なんと、夕方の宿泊に備えて13時で一旦店じまいするんだそうな。
我々が登頂したのが12:45くらい、、もうちょっと遅かったら山小屋で雨宿りすることもできなかった!
このあたりの営業時間も事前に調べておいた方が良さそうです。
結局登り始めてから7時間で登頂。
予想よりも若干時間オーバー気味だったけど、まだ下りの時間がタップりある。余裕をもって朝早く出てよかったと、改めて思った瞬間。

頂上は(↓)こんな感じ。。
富士山山頂
とりあえず証拠写真だけは撮って、そそくさと下山開始。

下りも8合目で笠雲の下に出て、そこからは快晴。
順調に降りて、予定通りの3時間半で5合目到着!

そこから水ヶ塚公園駐車場まで 行きと同じくタクシーで帰還。
バスもあるが、出発まで20分待ちだったし、料金もそんなに変わらないので迷わずタクシーをチョイス。
行きは途中まで(5:00過ぎるまで)深夜料金だったが、帰りは深夜料金かからないので行きよりちょっと安く4,000円ジャスト。

登り始めてから下山するまでの大まかな時間は以下の通り。

  • 05:45 五合目出発
  • 06:10 六合目到着
  • 途中、新七合目、元祖七合目、八合目とあるが、通過時刻は未定…(元祖七合目って何だよ。。(笑))
  • 10:30 九合目
  • その後、「九号五勺」なる位置があるが、、時刻不明。
  • 12:45 登頂
  • 13:15 下山開始
  • 16:40 五合目到着

登り7時間、下り3.5時間、、休憩含めトータル11時間。
 

歩き方(呼吸法)

— 2018.07.17追記 —————————
今年(2018年)も、7月15日(日)に ほぼ同じルート・スケジュールで登りました。
 ※今年の模様(ブログ)は > こちら
事前に丹沢等に数回登りトレーニングしていたので 足腰の鍛錬はそれなりに出来ていたと思いますが、、やはり空気が薄い点で 丹沢とは全く違いました。
気がつくと、浅い呼吸になっているので、意識して深い呼吸を心がけました。
ダイビングしているときのような深い呼吸(ダイビングしたことないので 想像ですが。。(^^;)で、1呼吸で2歩歩くくらいの呼吸を意識したら 楽になりました。

また、休憩の際に 深呼吸をするのも良いと思います。
市販の携帯用 スプレー式酸素缶を持っていると 効くらしいですが、、かさばるのでミニサイズの方がいいかも。

「スーーー、ハーーー」と深い呼吸で、少し小股気味に一歩一歩ゆっくり(息が上がらないように)登るのがオススメです。
 

準備しておいてよかった装備

トレッキングステッキ

これは絶対にあった方がいいです!(断言します)

2本か1本か!?

2本持ちにするか1本にするか、メリットデメリットさまざまあるようですが、ワタシは0本か1本しか経験したことないので、2本持ちにするとどの程度楽になるのか???です。
ただし、持たないのと1本でも持つのでは、全く違います。最低1本でもいいので持つことをオススメします。
登山やスポーツ用品専門店で買うとかなり高いので、ワタシはディスカウントストアでCAPTAIN STAGのトレッキングステッキを1000円で人数分購入。
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正直ブランドによって金額はまちまちですが、あまりお金をかけたくないので、これで十分です。
 
— 2016.05.01追記 —————————
先日、大山へ登ったときにステッキ2本持ちを試してみました。
感想としては、「1本より2本持ちの方がベターだが、それほど劇的に良くなるわけでもない」というもの。

何も持たないときを「0点」、2本持ちを「10点」の快適度合いとすると、、
1本持ちのときは「7~8点」くらいの快適さでした。(あくまでも個人の感想です)

逆に、1本持ちだと 空いた片手で岩場につかまったりすることもできるし、行き帰りの荷物も1本で済むので、、自分的には今後の登山は1本持ちで行こうかな、と思っています。

T型かI型か!?

ステッキの柄の部分(握るところ)の形は、T型とI型の二種類あります。
どちらが良いか、メリット/デメリットがあり、クチコミでもいろいろ書かれています。
ただ、ワタシ的には「T型」で良かった、と思ってます。
I型は手首で支えなければならないですが、T型は腕全体で支えることができます。特に下りでは手に負担がかからず、T型で良かったです。
T型でもI型のように握ることもできるし。
断然T型をオススメします。

シューズとソックス

ガイドなどを見ていると「靴はトレキングシューズを」と書いてあります。
底が堅く、足首まで保護するトレキングシューズに越したことはないとは思いますが、「できるだけお金をかけずに」というコンセプトもあり、1回きりの登山用にわざわざ新しい靴を買うべきか!?、、悩みました。
で、結局 普段履き慣れたランニングシューズや(底が平らでない)運動靴で行くことにしました。
ただし、靴下はきちんとしたトレッキング用ソックスを購入。
※吉田ルートは、下りが玉砂利のような、靴がもぐる道を延々と降りてきます。吉田ルートの場合は、砂利が入らないように、足首まであるトレッキングシューズの方が良いかも。
 

その他

服装

— 2018.07.17追記 —————————
用意していた服装は、
<上半身>
内側から ①Tシャツ、②長袖シャツ(襟付き前ボタン)、③フード付きフリース、④ジャンパー(風を通さないタイプ)
③フリースは防寒予備用にずっとリュックの中。
日の出前の5合目は寒くて、①②④を着ていましたが、歩き始めて暑くなってきて 30分もしないうちに④は 脱ぎました。
やがて②も脱いで、頂上も含め全行程の80%以上は ①Tシャツ一枚でした。

今回は、真夏の日中登山で、風もなく快晴だったので 軽装でも大丈夫でしたが、夜間(ご来光)または 悪天候の場合は ①~④全部必要なくらい寒いと思います。
天気予報などを見て、装備を決められるのが良いかと思います。

個人的には、今回の場合、フリースでリュックの半分近くを占領してしまったので、、小さく折りたためるウィンドブレーカーで十分だったと思います。

また④ジャンパーは、脱いだときに荷物になります。。腰に結びつけられるような(ゴワゴワしてない)ものが便利です。

<下半身>
内側から ①下着、②スポーツタイツ、③長ズボン(ポケットがたくさんあると便利)

カッパ

カッパは天候にかかわらず必須です。
いつ天候が変わるかもわかりませんし、寒いときには防寒着にもなります。
ただし、100均の安物はやはりダメですね。
今回カッパの下(ズボン)を100鈞で買ったものを持って行きましたが、途中でビリビリになってしまい、脱ぐハメになってしまいました。
今回「しまむら」で買った1000円くらいのファスナー式のカッパもありましたが、これはなかなかGoodでした。

濡れないようにビニール袋に

リュックカバーなども買う余裕がなかったので、雨対策として、リュックの中身はゴミ用の大きいビニール袋に全て入れておきました。
雨が降り出してからでは遅いので、前の日に準備する段階から袋にいれておきましょう。
また、リュックのポケットに入れる小物も、小さい袋に全て入れて。
ズボンのポケットに入れるもの(ケータイやデジカメなど)も、雨と同時に袋にくるみました。
おかげで(リュックはビショビショでしたが)持ち物は濡れることなく無事でした。
途中でシャッターを頼まれたご家族は、デジカメが濡れて壊れたと言ってました。。。

イボ付き軍手

滑り止め付き軍手は全員着用してました。
トレッキングステッキを持つにしても、途中の岩場を掴まりながら登るときにも、軍手はあってよかったです。
雨のときの防寒にもなりました。

水は500mlのペットボトルを一人2本ずつ。そしてワタシだけは多めに4本持っていきました。が、上の方は暴風雨だったこともあり そこまで飲みませんでした。
今回は各自1.5本くらい飲んだ感じですが、ずっと晴天であればもっと飲んでいたと思います。
水は山小屋でも売っているとのことですが、売り切れや閉店などで万が一買えないことを考えると、多少重くても持って行った方がいいと思います。

— 2018.07.17追記 —————————
今回は晴天で暑いくらいでしたが、水はトータル3本(500ml×3本)で足りました。

一気にガブ飲みするとトイレが近くなるので、ノドが乾いたと思ったら 小まめに一口ずつ飲みます。頂上に着いた時点で、1.5本消費してました。下りでは 1本分飲んで、、5合目に下山したときには 2.5本消費(残り 0.5本分)と、ちょうどいいペースでした。

小まめに水を飲むためには、簡単に取り出せるようにしておいた方がいいです。
ワタシは今年、リュックベルトに取り付けられるペットボトルホルダーを購入しました。
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食料

かなり長丁場になるので、食料は必須です。
五合目で朝食用に食べた以外に、おにぎり二個ずつ持って行きましたが、頂上では寒さのため山小屋のカップラーメンを食べたので、結局1つ残ってしまいました。
その他、梅干し、塩飴、チョコ、カステラ、カロリーメイト、スポーツジェルなどを持って行きましたが、全部は食べませんでした。
ただ、当然カロリー不足でスタミナがなくなってくるので、途中途中でのエネルギー補給は必須です。

栄養ドリンク・スポーツジェル等

— 2016.08.05追記 —————————
今年(2016年)も、7月24日(日)に ほぼ同じルート・スケジュールで登りました。
今回は、初心者の女性が一緒で、7合目を過ぎたあたりから 5歩登っては止まるような厳しい状況でした。(多少高山病にもなってたかも)
そこでリュックに入れていた「リポビタンDゴールド」を飲んだところ、しばらくしてウソのように復活しました!
そしてペースはゆっくりだったものの無事登頂できました!
リポD、恐るべし!

そしてワタシのオススメは「アミノバイタル パーフェクトエネルギー」などのスポーツジェル。
フルマラソンのときも、4~5本持って走りますが、登山でも威力を発揮します。
スタミナが切れてカロリー不足になるようなシチュエーションでは、スポーツジェルが効果的です。
富士山にも2~3本持って行きました。

トイレ

登り始めてから降りるまで11時間くらいかかりましたが、途中トイレに行ったのは皆1回ずつでした。
トイレは有料(キホン200円)なので、100円玉を多めに持って行った方がいいです。
※ 富士宮ルートの頂上(*1)にあるトイレは、300円ですが とてもキレイです。(男女別)
(*1) 吉田ルートと富士宮ルートでは、頂上と言っても 結構離れた別の場所です。。(片道 徒歩30分くらい!?)

その他小物

サングラスやマスク、バンドエイド、テーピング、(万が一の補修用に)ビニールテープなどを持って行きました。
サングラスは暴風雨の中で「持っててよかった…」と思いました。
マスクは防寒と砂嵐対策に有効ですが、気圧が低い中で息苦しくなることもあるので、ケースバイケース、、かな。
帽子は必須です。
あと、万が一のために小型の懐中電灯も持参。

事前に大山で試し登山

富士山に登る装備(靴、靴下、ステッキ、リュック、帽子等)と同じ格好で、神奈川県伊勢原市にある大山に練習登山しました。(服装や下着に至るまで全て、本番(富士山)と全く同じモノで試してみることをオススメします。)
実際、ここで長女の靴が滑ることがわかり、買い換えました。(買い換え後の試し歩きに、鎌倉ハイキングしました)
体力をつける、という意味より、持ち物の具合を試す意味で練習登山はした方が安心して本番に臨めると思います。

備忘録:持っていくものリスト

個人的に持っていくものリストを。(あくまでも個人のメモです(^^;)
—————————
レジャーシート(100均で売ってるような小さくて薄いやつ)
トレッキングステッキ
トレッキング用ソックス
カッパ
イボ付き軍手
ビニール袋
帽子(襟の日よけ付きが望ましい(*1))
 ※強風で飛んでいかないように100均とかの「帽子クリップ」があると良い。
アームカバー(腕カバー(*2))
サングラス
マスク
バンドエイド
テーピング
ビニールテープ(何かあったときの補修用)
懐中電灯(ライト)(昼の登山でも持ってた方が安心)
日焼け止め
虫除け
ウェットティッシュ(ポケットタイプ)
ウェットティッシュ(制汗 or クールなメントール系)
食料・水(水は500mlペットボトル3本)
栄養ドリンク・スポーツジェル等
薬(高山病にはバファリンが効くらしい。。)

– – –
以下、クルマに置いとく用。。
着替え
お風呂セット
履き替え用の楽な靴

(*1) ワタシはキャップに取り付けられる「サンコー えり首日よけ」を購入して持っていきました。
おかげで首筋の日焼けは完全に防げて、完璧です!!
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— 2016.08.05追記 —————————
(*2)ただし、日焼け止めをしなかったので、途中から半袖で登って、、腕が焼けました。。。(2016年はものすごい快晴だった)

なので、後日「アームカバー」を購入。
エジンド(Aegend) アームカバー 腕カバー
これで、半袖の時も腕の日焼けを防止できます。また、万が一転んだ時など 肘のケガ防止にもなるかと。(ずっと付けてると ずり落ちてくるので、安全ピンでシャツの袖に止めておくと良い)
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— 2022.08.23追記 —————————
今年の8/15(月)~16(火)と、初めて ソロ登山&山小屋泊で 6回目の富士登山、してきました。

山小屋泊

今までの5回登山で 山小屋泊しなかったのは「山小屋は寝れない」という意見がとても多かったから。
そんなに過酷なら泊まりたくない、、と避けていました。

で、今回泊まった富士宮口 八合目 池田館は、カプセルホテルみたいな小部屋に仕切られていて、その一部屋を二人で。

このくらいの広さなら、そんなに言うほど苦痛でもないな、、と思ってましたが、頭上のフックを見ると「3つ」設置されていたので、通常(コロナでなければ?)は この広さ(狭さ!?)に3人のようです。。
3人だとすると、もうホントに一人あたり40cmくらいしかなく、寝返りも打てない。
そして何より、着替えて支度する、なんてことも不可能だな。。。
やっぱ、もしまた富士登山することがあっても、山小屋泊はナイかな。。

 

翌日の荒天(暴風)

翌日はご来光目指して登山開始するので、午前1時半起床。
2時過ぎに登山開始すべく山小屋を出ると 前日とは打って変わって強い風。。
しかし、空には星も出てるので、あまり深く考えることなくヘッドライトで照らしながら登山道を登っていった。が、登るにつれ どんどん霧と暴風が強くなり、、頂上でご来光を待つ待つうちに立っていられないくらいの荒天に。。
飛ばされそうになるのを何とかこらえながら、とりあえず必死でご来光の写真と 自撮りの証拠写真(!?)を撮り、そそくさと下山開始。。
下山ルートは、登りとは違う 大砂走→宝永山ルートを選択したが、、これが失敗。。火口の縁は吹きっさらしで、先に下りていた人たちも みんな引き返してくる。しばらく遠目に見ていましたが、「このまま行ったら飛ばされて死ぬな…」と判断し、急遽プリンスルートで御殿場口へ下りました。
最後は車を駐めた駐車場まで路線バスで移動するという、、ナントも冴えない結末。。

でもまぁ、無事下山できて良かった。(^^;
今まで6回の富士登山で、命の危険を感じたのは 今回が初めて。。
登山計画書や山岳保険、予備の食料など、、決して甘く見ることなく それなりの装備と覚悟で臨んだ富士山でしたが、やはり大自然の前では 人間はいかにちっぽけな存在であるか改めて思い知らされました。

泊まりでの登山は、翌日天候が激変しているリスクも想定しておいた方が良さそうです。。
 



 
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