Yahooニュースに「モンスタークレーマー」についての記事があった。
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ゆきすぎたクレーム行動についての記事だが、この中に1999年にあった「東芝クレーマー事件」についても語られている。
この出来事は、東芝製品を買ったユーザが製品の不具合(*1)に対応する東芝側とのやり取りを、当時普及しつつあったインターネットを通じて自身のサイトで公開した、というもの。
(*1)東芝側、ユーザ側どちらから見るか、で必ずしも不具合とは言えないケースでもある。
「東芝クレーマー事件」についてはウィキペディアなどに記載があるが、見る角度により解釈がさまざまであるため、この事件の是非にはここでは触れないが、、(詳しく知りたい方は、ネットで検索するとたくさんのサイトが検索されます)
当時広まりつつあったインターネットという媒体を使い、一個人が発する情報により東芝不買運動にまで発展した、象徴的な出来事として語られることが多い。
かく言うワタシも、デジハリの授業などでも何度か話したことがあるが、この一連の出来事でインターネットの可能性や影響力を目の当たりにし、この業界を目指そうと決意するきっかけの一つとなった出来事である。
あれから10年、今ではブログなどで個人が自由に情報発信できる時代になってきた。
クレームに限らず誹謗中傷など さまざまな情報が入り乱れる時代となり、それを見る側の個人個人が、情報の信憑性や意図を考えながら情報を選別するスキルが求められる。