経営を学ぶ経営塾「盛和塾」
京セラの創業者である稲盛和夫氏が塾長を務める「盛和塾」という、経営を学ぶ経営塾がある。
いろいろなセミナーに出たり、、「人」としての勉強をしていると しばしば聞く名前が出てくる。
例えば安岡正篤、中村天風、西郷南州(西郷隆盛)などの方々。
なので興味を持っていたのだが、愛読している日経ビジネスの特集で、京セラの稲盛さんが西郷南州のことを書かれていた。
記事の内容を読むと、今までいろいろなセミナーで教わってきたことが、まさに書いてあるではないか!
ということで稲盛さんにも興味を持ちはじめ、、いろいろと調べていたら「盛和塾」に出会った、、というワケ。。
少々前置きが長くなったが。。
「盛和塾 横浜」のセミナーに参加した。
で、1/11(金)に「盛和塾 横浜」のセミナーに参加した。
昨年、2回ほど出席して、今回が3回目だ。
この日は「稲盛塾長の話を全て聴こう会」という稲盛さんの過去の講話をカセットで聞いて、そのあとディスカッションをする、というもの。
テーマは「京セラ会計学の原則」。
会計処理などを通して企業経営の根本思想などの話を聞くことができた。
毎回出席するたびにとても勉強になる。
今回は、事務局の方から「改革の精神10カ条」「抵抗の10項目」なるプリントをいただいたので紹介したい。
<改革の精神10カ条>
- 造り方の固定観念を捨てよう。
- できない理由を説明するより、やる方法を考えよう。
- 言い訳をするな、先ず現状を否定してみよう。
- いい事はすぐやる、悪いことはすぐやめる。
- パーフェクトを求めない、60点でよいからともかく進めよう。
- 誤りは、その場ですぐ直せ。
- 困らなければ“チエ”が出ない。
- 真因を追求せよ ─ “なぜ”を5回繰り返せ。
- 1人の“ひらめき”より10人の“チエ”を。
- 改革は無限である。
<抵抗の10項目>
- そんなものは役立たない。
- 確かにそうだろうが、我々は違う。
- 案としては立派だが・・・。
- そんなことをしたら、コストが上がる、人手が増える。
- そんなことをしたら、間に合わなくなる。
- そんなことをしたら、他に支障をきたす、迷惑がかかる。
- コストは下がるかも知れないが、品質が落ちる。
- うまくいっているではないか、どうして変えるのか。
- 我々は以前やったことがあるが、ダメだった。
- そのことについては、我々が一番よく知っている。
どちらも、思い当たるフシもあるし、「なるほどな~」と思わされる項目も多い。
頭の片隅に置いておくだけでも これからの行動に違いが出てくるハズ。