「致知」2024年6月号より
定期購読している、人間学を学ぶ月刊誌「致知」6月号で、心に響いた言葉が「偶然の成功はあるが、偶然の失敗はない」。
たかが「おにぎり」、されどおにぎり
最大8時間待ちにもなるという日本一賑わう おにぎり専門店「ぼんご」。
この店で47年間も、毎日ひたすらおにぎりを握り続けてきた おかみさんの言葉が 冒頭の「偶然の成功はあるが、偶然の失敗はない」。
インタビュー記事には 苦労を重ね現在に到る生き様が描かれているが、こうした先達の言葉は実に深い。
プロ野球の監督だった野村克也氏の有名な言葉にも「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」という似た様な言葉がある。
どちらも、たまたま成功することはあったとしても、失敗する時には必ず理由がある、と言っている。
20年以上も会社経営していた中で数々の危機を経験してきたが、なんとなく理解できるような気もするけど、、まだまだ完全に実感を伴った理解とも違うかなぁ。。
まだまだ苦労が足りない、ということか。
一口に「失敗」といっても大小さまざまある。大失敗する前に、小さな失敗をした時 この言葉を思い出し「なぜ失敗したのか」反省し、理由を考え、次に失敗しないための方策を見定めることが肝要なのだと思う。