朝礼の代わりにメールで配信
朝礼で毎朝「考え方・フィロソフィの学び」と題して、推奨図書の輪読などを行っていた。
が、3週間前からテレワークを導入し、朝礼はZoomでのテレビ朝礼とし 簡略化した。
そのため、当時の作業内容の確認のみとなり、「考え方・フィロソフィの学び」は省くようになった。
ただでさえ、毎日顔を合わせることもなくなりコミュニケーションが希薄になりがちなので、代わりに 毎週ワタシがコメントをメールで送ることにした。
少しでもフィロソフィのベクトルを合わせられれば、と考えている。
「感謝の気持ちをもつ」
第一回目の今週は「感謝の気持ちをもつ」
新型コロナウィルスが猛威をふるって、収束の気配どころか爆発的増加(オーバー
シュート)が懸念されロックダウン(都市封鎖)も現実味を帯びてきました。
これは 我々人類への警鐘なのではないかと思うのです。
一人ひとりが、地域社会が、国が、世界が、、それぞれ利己的に欲望を肥大化させて
いった現代社会に、地球が悲鳴を上げているように思えてなりません。
今こそ一人ひとりが 足るを知り、謙虚に利他の心でもって行動するよう意識を改める
必要があるのではないでしょうか。
みんながそれに気がついたとき、ウィルスも収束するのではなかろうかと。
「足るを知る」という中国 老子の言葉があります。
大辞林によると「身の程をわきまえて、むやみに不満を持たない」とされていますが、
「俺がオレが」とか「もっともっと」と欲張らずに、少しだけ利他や謙虚さを持ち
合わせることが大事だと自分なりに解釈しています。
トイレットペーパーや食料品の買い占めなども、みんなに足るを知る気持ちが少し
ずつあれば起きないと思います。
足るを知るには「感謝」の気持ちを持つことも大事です。
コロナで不便なことも多く強いられていますし 恐怖と隣り合わせでもありますが、
多少不便でもこうして生活できていることに感謝しています。
そう思うと「俺がオレが…」という利己的な気持ちは薄れていくように思います。
リモートモードで 不便をかけることもあるかと思いますが、お互いに協力し合い
ながら乗り切っていきましょう!
服部