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言葉

「取り急ぎお礼まで」は失礼か?

投稿日:2015年2月4日 更新日:

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まずは速やかに返事をすることが大切だが。。

仕事上メールでやり取りをしていて、受信メールの内容を確認して相応の返信をするまでに時間がかかりそうなとき、、
とりあえずメールを受領してこちらで検討することだけでも伝えないと、相手は届いたのかどうか不安になってしまう。
そういった対応が続くと やがて不信感にも繋がりかねず、、ビジネスを円滑に進める上でも 早いうちにその旨を伝える必要がある。

ぞんざいな扱いに感じられてしまう可能性も

せっかく早いうちに返事だけでも出しておこう、と、善かれと思ってとった行動も、相手に誠意が伝わらなければ意味がない。というより逆効果になってしまう場合もあったりする。

かく言う私も この「取り急ぎお礼まで」という表現を使ってしまうことがあるので、はたしてどうなのか 調べてみた。

「昔からある表現なので問題ない」という意見もあるが、「ぞんざいな扱いに感じられてしまうので避けた方が良い」という意見が多かった。

ここで大事なのは「本来 どのような意味なのか」ということよりも、「受け取った人がどう解釈するか」ということなので、国語的には正しい表現であったとしても 誤解を招くおそれがあるのであれば避けた方が良い。

丁寧な言い回しを使う

「取り急ぎお礼まで」と言って終わってしまうと、何かぶっきらぼうな印象を受けるので、そこを丁寧な言い回しに変えて使えば失礼にはならない。

「取り急ぎお礼申し上げます。」「まずは、お礼申し上げます。」などの表現が良さそうだ。

返事を出す意志がある場合は おおよその期限を書こう

このとき、メール内容をじっくり確認し、返事を出す意志がある場合は、例えば「今週中にはご回答いたします。」など、おおよその目安となる期限を書くと親切だ。

受けた側は 再度の返事は不要

このような趣旨のメールを受け取った場合、それに対する改めての返信は特にする必要はない。
相手からの 改めての返信を待ちましょう。

言葉には、「本来の意味」とは違った解釈で広く使われているものもある。
「相手がどう感じるか」を考えながら使うことが大切だ。
 
 

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