民営化でサービス向上
2007年10月に日本郵政公社が民営化され早7年以上、サービスがものすごい良くなったと感じる。
以前から、何かの用で郵便局に行くと「こんなサービスいかがですか?」とか、別のサービスを紹介してきたり、郵政公社時代とは全く異なる対応に驚かされたものだが。。
オフィス移転で新たに法人契約することに
昨年11月にオフィスを移転するまでは、入居していたビルの1階にクロネコヤマトの営業所があったことから 宅配便は全てヤマト運輸に頼んでいた。
横浜駅東口に引っ越してきてからヤマト運輸の営業所管轄が変わるということで、新たにヤマト運輸、佐川急便、日本郵便に見積りを取り直していた。
日本郵便のサービスがピカイチ
料金のアドバンテージもさることながら、営業担当者が仕事をとろうと頑張っている姿、総合的なサービスがとても素晴らしい!
実は新しいオフィスは、横浜駅の目の前にある横浜東口中央郵便局まで3分くらいの近さなのだが、駅前の中央郵便局ということもあって、いつも混雑で行列していた。。
たかだか切手を買うにも 5分、10分待たされて辟易していたのだが、「切手等ご注文書」に必要枚数を記入してFAXするだけで わざわざ会社まで持ってきてくれるサービスを教えてくれた。
今日、コンビニでは売っていない4,000円の収入印紙を買うのに FAXしたら、ものの1時間で届にきてくれて、投函する予定だった郵便物も持って行ってくれた。
やっぱり民営化は必要だが、、まだ本当の意味で完全な自由競争になっていない
「お役所仕事」なんて揶揄した言い方があるが、やはり民営化は必要なことだとつくづく思う。
我々民間企業は、常に競合がいて、その中で切磋琢磨しながら経営している。
逆に言うとコストパフォーマンスを含めた「価値」をご理解いただけなければ 生き残って行けない。
クロネコヤマトがメール便撤退を余儀なくされた。。
ちょうど今日、ヤマト運輸が「メール便サービスを3月で撤退する」というニュースが流れた。
いわゆる「信書」は日本郵便だけが取り扱うことができ、その他の宅配業者は扱うことができない。そのため、パンフレットなど「信書以外」を安く送るサービスとして「メール便」が広く利用されていたわけだが、そのメール便で信書を送っているケースも少なからずあり(知らずに使っているケースと、確信犯的に使っているケースがある)、メール便利用者が郵便法違反に問われる事件が起きているとのこと。
巨大郵政公社は民営化されたとは言え、このように完全な自由競争になっていない。
ヤマト運輸ではメール便だけで年間1,200億円も売上があり、涙の撤退、、というところだろう。
当社を含めメール便を利用していた業者はたくさんあり、その業者への新たなコスト負担も気になるところ。
ヤマトの撤退をよそに、「ゆうメール」提案が。。
そんなクロネコヤマトの撤退をよそに、今日収入印紙を届けてくれた日本郵便の営業さんから「ゆうメール」の提案が。。
「ゆうメール」と言えば、ヤマトのメール便の日本郵便版である。
規制に保護され独占状態でのこのサービス、アンフェアであることこの上ない。