「心に描いたとおりになる」
■今週の 考え方・フィロソフィの学び「心に描いたとおりになる」
—「心に描いたとおりになる」——————————
ものごとの結果は、心に何を描くかによって決まります。
「どうしても成功したい」と心に思い描けば成功しますし、「できないかもしれない、
失敗するかもしれない」という思いが心を占めると失敗してしまうのです。
心が呼ばないものが自分に近づいてくることはないのであり、現在の自分の周囲に
起こっているすべての現象は、自分の心の反映でしかありません。
ですから、私たちは、怒り、恨み、嫉妬心、猜疑心など否定的で暗いものを心に描く
のではなく、常に夢をもち、明るく、きれいなものを心に描かなければなりません。
そうすることにより、実際の人生もすばらしいものになるのです。
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「思う」、または「想う」と書く場合もありますが、単に「思う」ことについて
そんなに大きな意味があると考えている人は少ないと思います。
私自身も 以前は「口に出して言う」ことは、とてもインパクトがあって
大きな影響を与えることだと言っていましたが、「思う」ことについてそんな
重要なことだとは認識していませんでした。
が、この教えを始め 偉人たちから異口同音に語られる「思い」の重要性を
聞くにつけ、「どう思うか」「何を思うか」といったことが、自分の仕事や
人生に於いて とても大切なことだと理解するようになりました。
「思ったこと」が潜在意識にもすり込まれ、やがて自分自身の言動、自分を取り巻く
周りの環境も その「思い」の方向へと向かっていきます。
ここで大事なのが、その思いの中身。先に述べた「どう思うか」「何を思うか」
ということ。
良いことを思えば 良い方向へ向かっていきますし、逆に悪いことを思えば
自然と悪い方向へと向かってしまいます。
であれば、フィロソフィに書かれている通り、怒り、不平不満などのマイナスが
思いではなく、前向きなポジティブな思いでいた方が良いと思います。
特に「感謝」の気持ちは 全てのポジティブシンキングに繋がるベースだと
思っています。
何かと暗い話題ばかりで 悶々としてしまいがちですが、少しでも美点凝視して
ポジティブな思いでいられるようにしていきましょう。
今週もよろしくお願いします。
服部