CEOブログ

横浜で活躍するホームページ作成・開発会社アットライズの代表取締役社長(CEO)が綴る、日々の奮闘記!!

言葉

公明正大に利益を追求する ~末永く繁栄していく要諦

投稿日:2011年7月20日 更新日:

朝礼での輪読:稲盛和夫著「心を高める、経営を伸ばす」より

今朝の朝礼輪読はタイトル「公明正大に利益を追求する」。

ブログでは久しぶりの朝礼ネタ。
前回は2009年12月だから、、もう1年半ぶりのテーマである。。
以前は松下幸之助氏の「道をひらく」を輪読しての朝礼であったが、現在は稲盛和夫氏の「心を高める、経営を伸ばす」を輪読している。
朝礼スタイルは当時と変わらず、日替わりの朝礼当番が当該ページを読み、その場で感想・コメントを述べる、というもの。
そして最後に私もコメントする。

利益追求の仕方

今朝の朝礼は、「公明正大に利益を追求する」という章。
企業として経営者として、利益を追求することは決して恥ずべきことではない。
しかしその利益は卑劣な手段ではなく公明正大に追求すべき、と。

末永く繁栄していく要諦

10年前、会社を創業した頃、お会いした人に会社の概要を説明すると、多くの方が当時飛ぶ鳥を落とす勢いの某IT系企業の社長を引き合いに出し、「服部さんもああいう風になるんだ!?」 と言われたものだ。
そのとき、端からその社長の振る舞いを見るにつけ、人の弱みに付け込んだり、法網の網をかいくぐって人を踏み台にしていくやり方に、「あのやり方は10年続かないと思います。うちの会社は ああではなく、もっと長続きする会社になります。」と言っていた。
某社長は、10年どころか それから5年もせずに失脚していった。

当社の経営理念の3番目に「私たちは『三方よし』(*)の精神で、みんなが幸せな会社であり続けます。」とある。
やはり「人としてどうあるべきか」という、子供の頃に親に教わったような基本的なことを守り、公明正大に商いをしていくことが末永く繁栄していく要諦なのだと思う。

(*)「三方よし」とは、近江商人の経営哲学「売り手よし、買い手よし、世間よし」の理念。

-言葉
-, ,

関連記事

[今日の言葉]足るを知る

今日の朝礼で引用した言葉、「足るを知る」 この言葉、「足るを知る者は富む」という中国の老子から来た言葉とも言われている。 辞書や諺辞典で調べると「身分相応に満足することを知る。」などと書かれているが、 …

no image

「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」の小善・大善とは?

「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」 日々、経営や人生哲学に関する勉強をしているが、その中で「これは!」と思う 『言葉』 に出会うことがしばしばある。 そんな、私が出会った格言とも言える「言葉」 …

no image

「小波は3年、中波は10年、大波が30年」

明日、朝礼見学をさせていただく、「ばかうけ」というお菓子で有名な株式会社栗山米菓さんの 経営に関する討論会(盛和塾大阪で開催している「勝己の友の会」)の模様をまとめた資料を読んでいて、その中に出てきた …

no image

「幸せは、なるものではなく 気づくもの」

昨日、盛和塾横浜の勉強会で岩崎さんが言っていた言葉が響いた。 「幸せは、なるものではなく 気づくもの。。」 みんな誰もが幸せになりたい なりたい、、と願っているが、 実は 今がとても幸せであることに …

no image

近江商人「商売の十訓」

お世話になっている栗屋野社長から教えていただいた、近江商人の「商売の十訓」。 近江商人というと「売り手よし、買い手よし、世間よし」の『三方よし』の精神が有名で、当社の経営理念にも「三方よしの精神でみん …