CEOブログ

横浜で活躍するホームページ作成・開発会社アットライズの代表取締役社長(CEO)が綴る、日々の奮闘記!!

読書感想文

松下幸之助と稲盛和夫

投稿日:2010年1月16日 更新日:

会社の朝礼で松下幸之助氏の「道をひらく」を使っているのもそうだが、少々松下幸之助さんの著書も読むようになった。
 

クリスマスプレゼントで↑の2冊をいただいて、今読んでいるところ。
 
もともと稲盛さんの著書はよく読んでいるが、松下さんも稲盛さんも、表現の違いこそあれ、ほとんど同じようなことを言われている。
稲盛さんの方が直接的で厳しい表現、松下さんの方が少し概念的な表現ではあるが、言わんとしていることはほぼ同じ。
 
ところが、今読んでいる一節に微妙に違うところがあった。
 
「青年よ大志を抱け」という言葉について、、
松下氏は、「大志を抱くことも大切ではあるが、あまり先を見すぎて足下を見ないようではいかん。であれば、大志をもたなくてもコツコツ一日一日を積み重ねていつの間にか大きな歩みをしていた、という生き方でも良い。」と言われている。
 
一方稲盛氏は、「具体的な大きな目標を立て、強烈な願望と誰にも負けない努力で一歩一歩近づいていく。」と言われている。
 
どちらも「一歩一歩着実に」という部分では同じであるが、目標/夢を抱くかどうかのところが違っている。
個人的には、夢・目標を持つことは大切だと思う。
いずれにしてもコツコツと努力を重ねて、日々一歩一歩着実に成長する努力はしなさい! ということですな。
 
 

-読書感想文
-,

関連記事

[読書感想文]致知 2019年4月号

松下幸之助翁「徳を積むことしかない」 テーマは「運と徳」 今月号のテーマは「運と徳」。 興味のあるテーマだけに 読み応えもあり、たくさんマーカー引きながら読んだ。 そんな中から印象に残った箇所を備忘録 …

[読書感想文]「思い邪なし 京セラ創業者 稲盛和夫」

新・経営の神様と言われる稲盛氏の伝記 本書「思い邪なし 京セラ創業者 稲盛和夫」は、552ページにも及ぶ辞書のような分厚い書籍で、読み応えのある一冊である。 松下幸之助氏の「経営の神様」に対し、「新・ …

[読書感想文]「日本国紀」(百田尚樹著)

縄文時代から現代までの一連を描く日本通史 百田尚樹著「日本国紀」(上下巻)を読んだ。 日本史と言うと、例えば奈良時代、鎌倉時代、、といった分け方がされ、その時代に焦点を当てたものが多かったように思う。 …

[読書感想文]「IoTとは何か」坂村健著

TRONの産みの親 先日行った「IoT Technology 2016 展示会」で基調講演されていた坂村健教授の著書「IoTとは何か」を読んだ。 坂村健教授と言えば、私が前職のSE時代に坂村氏の提唱し …

no image

「もしドラ」

巷で話題の「もしドラ」(「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」)を読んだ。   1680円という金額、、買うのはちょっと、と思っていたら、、スタッフの一人に貸しても …