会社の朝礼で松下幸之助氏の「道をひらく」を使っているのもそうだが、少々松下幸之助さんの著書も読むようになった。
クリスマスプレゼントで↑の2冊をいただいて、今読んでいるところ。
もともと稲盛さんの著書はよく読んでいるが、松下さんも稲盛さんも、表現の違いこそあれ、ほとんど同じようなことを言われている。
稲盛さんの方が直接的で厳しい表現、松下さんの方が少し概念的な表現ではあるが、言わんとしていることはほぼ同じ。
ところが、今読んでいる一節に微妙に違うところがあった。
「青年よ大志を抱け」という言葉について、、
松下氏は、「大志を抱くことも大切ではあるが、あまり先を見すぎて足下を見ないようではいかん。であれば、大志をもたなくてもコツコツ一日一日を積み重ねていつの間にか大きな歩みをしていた、という生き方でも良い。」と言われている。
一方稲盛氏は、「具体的な大きな目標を立て、強烈な願望と誰にも負けない努力で一歩一歩近づいていく。」と言われている。
どちらも「一歩一歩着実に」という部分では同じであるが、目標/夢を抱くかどうかのところが違っている。
個人的には、夢・目標を持つことは大切だと思う。
いずれにしてもコツコツと努力を重ねて、日々一歩一歩着実に成長する努力はしなさい! ということですな。
松下幸之助と稲盛和夫
投稿日:2010年1月16日 更新日: