CEOブログ

横浜で活躍するホームページ作成・開発会社アットライズの代表取締役社長(CEO)が綴る、日々の奮闘記!!

業界・技術情報

メールアドレスの大文字/小文字は区別されるか!?

投稿日:

原則「区別される」が、大半のメールサーバーは区別なく運用

弊社で発行しているメルマガで、読者の方から「毎回2通届くので、1通だけにして」とご指摘がありました。

メルマガの配信は大手メール配信サービスを利用していて、そこではメルアドの「重複登録チェック」が行われており、基本的には既に登録済みのアドレスを追加しようとすると「重複エラー」になり、登録できない仕組みです。

今回、調べていったら、メルアドの「大文字/小文字」が異なる状態で、2アドレス登録されていました。

abc@xxxx.com
Abc@xxxx.com

※この「@」より前の部分(abc または Abc の部分)を「ローカル部」と言います。

私の認識では、メルアドは大文字/小文字の区別がないものであるため、重複チェックでエラーにすべき。両者を登録しているのはバグだ! と思っていたのですが、、

念のため調べてみたら、どうやらそうではなさそうです。。
 

原則は、大文字/小文字を区別する!

原則、大文字/小文字は区別される。ただし運用上は 区別せずに同一として扱うことを推奨している。

ということで、ほとんどのメールサーバーがローカル部が大文字でも小文字でも 同じメルアドとして運用されている、ということらしい。
 

ドメイン部は区別なし

ちなみにドメイン部(「@」より後ろ)は、大文字/小文字の区別がないそうです。
 
ということで、先に挙げたメール配信サービスのエラーチェックで大文字/小文字を区別していた(両方登録された)のは、原則論から言って正しい扱いでした。
 

無用なトラブルを避けるためにもメルアドは全部小文字が良い

以上のような結果でしたが、、であれば無用なトラブルを避けるためにもメールアドレスは全部小文字表記に統一しておくのが良い、と思います。
 
 

-業界・技術情報

関連記事

SSLv3脆弱性(POODLE)へのブラウザーでの対処方法

今度はSSLに関する脆弱性が発覚! ネット上の通信プロトコル(通信方法)の一種である「SSLv3」に脆弱性がみつかり、業界内(!?)では、かなり大きな騒ぎとなっている。 簡単に説明すると、SSLにより …

Webサイトには魂が宿る!

作り手の情熱が反映される Web業界で仕事をしてきて15年以上。数々のWebサイト構築に携わってきて感じるのが、Webサイトには魂が宿るということ。     ※出典:拙著「Webサイト制作・運営に役立 …

no image

昔のサイトが見られる:Internet Archive

昔のサイトを丸ごとアーカイブしている、その名も「Internet Archive」(インターネットアーカイブ) http://www.archive.org/   このサイト、見たいサイトのURLを入 …

システム開発で陥りがちなワナ。。

止まらない仕様変更、、トラブル。。 日経クロステックに、 「逆転敗訴した野村情シスがIBMに送った悲痛なメール、横暴なユーザーを抑えきれず」 なる記事が投稿され、思わずクリックして読んでしまった。(^ …

不正アクセスでスパムメールの踏み台に。。

セキュリティホールを突かれたり、安易なパスワードを破られたり、はたまた モニタに付箋紙でパスワードを貼り付けていたり、、 不正アクセスされる要因はいろいろあるが、、 不正アクセスによる被害にはいろいろ …