Googleに正しく認識させること
知り合いから「自社の業種で検索すると、トップページではなく会社案内ページが検索結果として表示されてしまう」という相談を受けた。
自分なりに調べてみて、
(1)トップページの内部リンク最適化
(2)「パンくずリスト」の設置
などを行うと良い、とのことだが(1)(2)ともに劇的に効果が見れるような対策なのかどうか、プロ目線からのアドバイスを、、ということでした。
「内部リンク最適化」と言っても手法はさまざま
一口に「内部リンク最適化」と言っても手法はさまざまあります。
参考:内部リンクとは?内部リンクの最適化と重要性について
どれをやれば画期的に上がるというものではありませんので、総合的にやっていく必要があります。
ここで注意しなければならないのは、もともとの相談内容「検索結果が会社案内ページになってしまう」件と、「内部リンク最適化」とは、また別の要素(目的)である、ということです。
Googleへの登録をしっかりと!
検索結果をトップページにさせるためには、Googleへの登録、sitemap.xmlの登録などを行い、Googleに正しいサイト構成を認識させることが重要です。
そういう観点から(2)「パンくずリストの設置」は、サイト構成を検索エンジンに正しく認識させるために有効ですが、sitemap.xmlの登録でも同様の効果が見込めると思います。
ただ、ユーザビリティ的には、パンくずリストがあった方が親切ではあると思います。
もっとも、階層が深くページ数も数十ページに及ぶようなサイトであれば、かならず欲しい機能ですが、一般的なコーポレートサイトで10ページ程度のボリュームであれば、設計段階でシンプルでわかりやすい構成にしてあれば 必ずしもなくてもユーザーが迷うことはないかと思います。
SEO対策は「王道」を!
従来SEO対策としてさまざまなテクニックが喧伝されてきましたが、昨今では「コンテンツの充実」と「頻繁に更新している」という、いわばWebサイトとしての王道が一番重要だと言われています。
SEOのさまざまな対策と、「王道」の2つが揃うことで、効果が現れてきますので、ぜひ「王道」に力をいれていただきたいと思います。
一部の報告では、「サイト内のページが400ページを超えたあたりからアクセス数が加速度的に増えてくる」といった調査結果もあります。
400ページと言うと、毎日1ページ更新しても1年以上、、とても地道で根気のいる作業です。。
尚、「劇的に効果が見れるような対策」は、残念ながらありません。。
地味にコツコツやっていくことが最も重要です。
本当に成果を目指すのであれば、相当時間と労力を費やす必要がありますので、組織としての取り組みも必要になってきます。
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