デジハリ主催「企業の動画活用セミナー」に参加
昨日、デジハリ主催の「コクヨチャネルの仕掛け人に聞く、企業の動画活用セミナー ~Web動画は果たして事業成長の起爆剤になるのか~」に参加してきた。
マーケティングにお悩みのある中小企業担当者やWebマーケターを対象に、昨今話題の企業のWeb動画活用について事例を通じて企業担当者とクリエイターの両視点から最新事情を学べる『コクヨチャネルの仕掛け人に聞く、企業の動画活用セミナー』を開催します。
(中略)
講演は「2014 ブライトコーブ ジャパン イノベーションアワード」において、最も動画を企業のマーケティングに活用した取り組みとして「ベスト ビデオマーケティング賞」に選ばれたコクヨチャンネルの仕掛け人佐藤様にご登壇いただき、動画を最大限活用するためのポイントを伺います。
シナリオ、撮影、編集などは全て外注!
自社でどのようにコンテンツ作成しているのか? と思って聴講していたが、実は社内の担当者は一人だけ!
あとは、企画シナリオ作成、撮影、編集なども全て専門家に外注しているそうだ。。
自社の社員がコンパクトデジカメなど、最低限の機材で撮影しセルフで制作しているのかと思っていたので、意外たっだ。
また、それを期待してもいたので、ちょっとがっかり感もあったが、、それでも参考になることをたくさん聞けたので行って良かった。
テレビCMの代わりとしてのWeb動画
やはり大会社のコクヨさん。現在はテレビCMを全く行っていないので、その代替としてWeb動画にOKが出たとのこと。
そうなると、シナリオ~撮影~編集まで、外注を使うのも納得。そしてTVCMよりは はるかに安いとは言え、それなりの予算をかけられるのも頷ける。
Web動画の目的・ゴールをどこに設定するかが重要
Webサイトの構築でもそうだが、Web動画でも その目的・ゴールをどこに設定するかが重要。
目的次第で、作り方とか そもそもの予算のかけ方まで変わってくる。
直接的な売上アップよりも、質的効果がいろいろあった
アンケートによると、動画視聴者の9割が「特長がわかった」と回答。「ほしい」と回答した人も 5~6割に達した。
また、コクヨに対する「親しみ」や「センスがいい」などの感情もアップした。
一方、限られた予算ではあるが芸人に出演してもらっているので、前置き(のコント)が長かったり、全体として7分を越えるような長編となってしまい、、商品の解説を見たい人にとってはマイナスポイントになった。
楽しんでもらえるように丁寧に作った
最後まで見た完視聴率は 一般的には90秒の動画でも10%程度だが、数分の長さでも40%くらいあった。
見ている人のことを考えて作ると、最後まで見てもらえる、というのが実感。
短い尺でパッと盛り込むのが普通だが、楽しんでもらえるように丁寧に作った。
ポイントは意外にもアナログ的なこと。。
一番苦労した点は?という問いには、「社内調整」と、、デジタルコンテンツの制作にしては あまりにもアナログな回答。(笑)
特に、ある程度世の中に認知されるまでは社内でも存在を知らない人が多く、なかなか理解を得るのが難しかったようだ。
単発で一本あってもダメ、やはりコンテンツを溜めていくことが重要
パネルディスカッションで登壇した映像制作会社の方が言っていたが、動画コンテンツも単発で一本あるだけではダメで、コンテンツを何本も溜めていくことで ある時点から効果が出始めてくる。
ブログやWebサイトのページ数と同じ
そのあたりはブログやWebサイトのページ数と同じみたいだ。
この件は別途改めてブログ記事にしようと思っているが、ブログなどもある程度ページ数が溜まってくるまでは 微増にすぎず、ある程度溜まった段階でアクセス数が加速度的に増えてくる。
そのボリュームは500ページとも言われているが、ワタシのこの「CEOブログ」も、何年も書き続けているが、昨年500記事を越えたあたりで訪問者数(閲覧数)が数倍に跳ね上がり、今も増え続けている。
コンテンツそのもののクオリティも重要ではあるが、やはり継続していくという アナログ的な視点がポイントになるようだ。
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