高負荷により長期障害から回復せず。。
ファーストサーバーが提供するレンタルサーバー「Zenlogic」において、6/19より高負荷障害が断続的に発生していた。
Zenlogicでは、7/6(金)20:00~7/9(月)8:00の予定で サービスを全面停止し メンテナンス作業を行っていたが、作業の遅れから メンテナンス修了期限の月曜朝8:00になってもまだ再開できず、メンテナンス期間を延長すると発表した。
この間、2万社とも言われる契約企業のWebサイトが、閲覧できない状況が続いている。。
メールサーバーもZenlogicを使っている場合は、メールの送受信もできないままだ。
むしろメールの方が深刻だったりする。
参考:ITメディアの記事:ファーストサーバの「Zenlogic」全面停止3日間続く 再開は「未定」に
前代未聞、、ではなかった呪われた(!?)ファーストサーバー
こんな大規模障害、前代未聞、、と言いたいところだが、実は前代未聞ではなかった。。
しかも、過去にやらかしていたのは 今回と同じ「ファーストサーバー」。。(>_<)
「ファーストサーバー データ全消失事件」などで検索すると ことの顛末が沢山ヒットするが、2012年6月にバックアップを含む顧客データを全て消去してしまい、顧客がデータを保存していない限り復元できない大事故をやらかしている。
この事件から3年後の2015年、「Zenlogic」ブランドで心機一転サーバー業務を開始したが、それからわずか3年で、、再び今回の大事故を起こしてしまった。。
前回の教訓で、恐らくバックアップデータの保管はきちんとやっているとは思うが、はたして今回は復旧できるのか。。
それとも、またゴメンナサイしてしまうのか。。
ちなみに前回のデータ消失事件は、利用規約で免責を謳っていたため 公には顧客への補償はされていない。
ただ、親会社のYahooジャパンは、これによる特別損失として 16億円を計上しているので、個別に補償に応じている可能性はある。
弊社クライアントサイトも被害を受けるも、メールは独立サーバーのため影響なし
弊社でも 最近契約したクライアントのサイトを いくつかZenlogicで運用している。
なので、この障害により一部クライアントサイトでWebサイトが閲覧できない状況が続いている。
ただ、不幸中の幸いなのは、弊社ではWebサーバーとは別に、別会社で運用するメールサーバーを設けているため、Webサイトが閲覧できないサイトでも、メールの送受信は問題なくできている。
Webサーバーとメールサーバーを別管理にしているメリットについては、改めてブログに書いていくとして、、
とりあえずメールだけは運用できているので良かった。
はたしてZenlogic障害問題、、いつになったら解決するのだろうか。
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