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「社員のすべてを引き受け、人生の苦楽を共にする」今野華都子氏の講話

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一主婦から45才でエステ界へ、そして世界一のエステティシャンに

9/2(土)~3(日)と箱根湯本で開催された、盛和塾横浜の毎年恒例夏合宿に参加してきた。

今回の講師は、仙台でエステサロンを経営する今野華都子さん。
今野さんは、一主婦から45才でエステ界に飛び込み、ほぼ独学にもかかわらず それからわずか6年で第一回LGPインターナショナルコンテスト(フェイシャル部門)で、世界110ヶ国の中で最優秀グランプリを受賞した世界一のエステティシャンです。

壮絶な生い立ちから、全てを受けいれる心へ

恐らく、病弱だった幼少期からの壮絶な体験が、今野さんの「全てを受けいれる」心へと繋がっていったと思われるが、お見合いで結婚したご主人との馴れそめや、その後雇った社員との関わりが、私心を一切挟まず 100%相手を思いやる利他の心であることに驚愕した。
普通の人なら あそこまで利他に徹することはできない、、私など足下にも及ばない。。。

思考の根底には「私がこの人を見放したら、この人はずっとこのままになってしまう」という想いがあり、そのために自らを顧みず相手のために尽くす。
それは「愛」としか言いようがないもので、ご本人曰くその原動力は「人を信じ、人を愛し、人を育てる事」と。

日陰に落ちた木の実、、

印象的だった言葉が、
不運な境遇にある人に「たまたま北向きの、日陰の斜面に落ちてしまった木の実だっただけ」。
それは自分のせいではない。あなたが悪いのではない。

例えば、従業員が なかなか仕事を覚えなかったり、ミスを連発したり、お客様に迷惑をかけたりしても、それが自分の子供だったとしたら「あんたはいらんから」と言って放り出すのか!?
経営者として、縁あってその従業員を雇ったのは、神様から「あんたに大事な子を頼んだよ」と言われていること。
縁ある人を育てきれるか? 我が子のように。。

「仕方ない」は あきらめの言葉ではなく、”何とかする” という日本人の能力・尊厳。

たくさん根を張れば、その分大きく育つ

もう一つ、印象の残ったのが、人生を「種」に例えた話。
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種は、日の当たらない地面の下で根を伸ばす。
いっぱいいろんな経験=根を伸ばせば伸ばすほど、その分大きく成長できる。
だから、今苦労しているいろいろな経験が、きっとこの先 大きく成長し太陽に向かって伸びていく。

今回の講演を聴いて、「まずは受けいれる」という心持ちがとても大事だと感じた。
今野さんの艱難辛苦の人生経験と、私の拙い人生経験とでは 根の張り方が比べるまでもないが、、それでもこの世に生を受けたこの人生を、少しでも世のため人のためにお役に立てるよう精進してきたい。
 
 

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