テレビもネットの時代へ(!?)
テレビ離れが叫ばれてから久しい。
自分の実感としてもテレビは見なくなっている、と思う。
忙しくて家のリビングにいる時間がそもそも少ない、というのはあるが(^^;
まず「見たい!」と思う番組がない。
以前は毎週録画予約して見ている番組もあったが、今は録画してまで見たい、と思える番組も滅多にない。。
今朝のYahooニュースで見た記事(*1)にテレビ局が開始した「無料見逃し視聴サービス」の話が載っていた。
フジテレビが無料見逃し視聴(キャッチアップ)サービス「プラスセブン」を開始しました。(中略)今までにも有料でインターネットから視聴可能なサービスはありましたが「無料」であること、「放送直後の最新のコンテンツ」が対象となっていることが特色です。
オンデマンド配信は普及したか?
インターネットのブロードバンドが普及しだしたころだから もう10年くらい前になるが、テレビや映画の有料オンデマンド配信サービスがたくさん登場した。
出た当初は、「なんて画期的なんだろ、テレビや映画、レンタルDVDなども廃れていくのかな?」なんて思ったものだが、はたして昨今 そんなこともなさそうだ。(冒頭ふれたようにテレビは下降気味だが、これは決してオンデマンドのせいではない)
クチコミ時代にマッチした対応が求められる
そもそも新聞のテレビ欄を見て「今日何か面白そうなのあるかな?」なんて、事前にリサーチすることも減っている。
リアルタイムの放送を見るには、
・たまたま偶然その時間にテレビの前にいた
・予告CMなどで興味を持ち見たいと思った
くらいなのではないだろうか。
SNSの影響は大きい
FacebookやTwitterがこれだけ浸透してくると、SNSで誰かが「あの番組面白かった」などの感想を投稿する。
友達がそう言ってるとなると、当然単なるクチコミ以上に興味はわく。が、そのとき既に番組は終わっていることになる。
スマホでどこでもコンテンツが見られる環境にある世の中、視聴率低下に苦しむテレビ業界が「無料見逃し視聴サービス」を始めるのも当然の流れかもしれない。
今までは権利関係とか視聴エリアの問題とか いろいろ障壁がある、と言っていたが、そんな問題クリアしてでも時代にあったサービスを提供していく努力が必要だろうし、それがやっと進んできた、というところか。