今朝の朝礼は「なるほどですね」という言葉について話題になった。
最近、電話などで ついつい「なるほどですね」と受け答えする場面が少なからずあったりする。
だが、この「なるほどですね」は、ただしい日本語とは言えず 聞いた相手が不快に思うことも多々あるようだ。
現にネットで「なるほどですね」と検索すると、その使い方についての書き込みがたくさんある。
しかも それを不快に思う人がたくさんいることがわかる。
私も正しい表現だとは思っていないが、なんとなく便利な言い回しなので ついつい使ってしまうことがあるが、これに変わる表現って なかなか難しかったりする。
というのも、この「なるほどですね」は、「なるほど」や「そうですね」のように 必ずしも納得したり 合意したりするときの積極的な相づちではなく、どちらかと言うと「ん~、そう言うけどなぁ…」みたいな、そんなニュアンスが多かったりするためだ。
ただ昨今、日本語の乱れが言われているが、正しくない日本語の使われ方、敬語の言い回し、謙譲語などなど、そこら中の会話に頻繁に登場する。
本来の意味、使われ方でなく、間違った語彙が既に一般的に受け入れられている例も多々あるので、、この「なるほどですね」も、そのうち一般的に受け入れられるようになってくるのだろうか。。
まぁ、自分自身は 不適切で相手が不快に感じるような言葉は なるべく使わないようにしていこう。(でも、思わず言ってしまうが。。。)
また自分が聞く立場のときは、日本語的にどうのこうのと言って不快に感じるのではなく、その言葉を使う人が 本当に相手のことを考え・思いやって使っているのかどうか、そこが感じ取るようにしたいと思う。