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近江商人「商売の十訓」

投稿日:2013年2月5日 更新日:

お世話になっている栗屋野社長から教えていただいた、近江商人の「商売の十訓」

近江商人というと「売り手よし、買い手よし、世間よし」『三方よし』の精神が有名で、当社の経営理念にも「三方よしの精神でみんなが幸せな会社であり続ける」というくだりがありますが、この「商売の十訓」も 一つひとつみていくととても 含蓄のある経営哲学です。

商売の十訓

  1. 商売は世のため、人のための奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
  2. 店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
  3. 売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
  4. 資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし
  5. 無理に売るな、客の好むものも売るな、客のためになるものを売れ
  6. 良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり
  7. 紙一枚でも景品はお客を喜ばせばる、つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ
  8. 正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ
  9. 今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ
  10. 商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ

 

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