CEOブログ

横浜で活躍するホームページ作成・開発会社アットライズの代表取締役社長(CEO)が綴る、日々の奮闘記!!

読書感想文

[読書感想文]本当に賢い人の丸くおさめる交渉術

投稿日:

auto0012

「日本一裁判しない弁護士」が書いた交渉術の本!

マラソン仲間でもあり、経営者の勉強会でご一緒させていただいている、「日本一裁判しない弁護士」がキャッチフレーズの弁護士の三谷淳さんが書かれた本「本当に賢い人の 丸くおさめる交渉術」を読んだ。

過去1万件にもおよぶ交渉の経験をふまえ、交渉は相手を負かして勝っても 相手に遺恨が残るようではお互いの長期的な利益にならない、と説く。
そこから行き着いたのが「日本一裁判しない弁護士」という、裁判になる前に丸くおさめるという交渉術なんだろう。

日頃つねに出くわす「交渉」

交渉と言うと、ビジネスでのやりとりをイメージするが、仕事に限らず、家庭・プライベートでも、大なり小なり「交渉」する機会にはたくさん遭遇する。
例えば夫婦間で「今日飲み会があるから晩ゴハンはいらない」とか、「明日は昼からどこどこへ出かける」などと言うのも、広い意味で交渉になるのだろう。
そんな日々出くわす交渉は、やはり円満にしたいと誰もが思うもの。

ちょっとした思いやりの気持ちが大切

そんな円満な関係になるには、やはり相手のことを慮(おもんぱか)る思いやりの気持ちが重要なのだと思う。
昔話の「北風と太陽」ではないが、相手の心をひらくには こちらも北風ではなく太陽の心で接することを心がけたい。

この本には、交渉にとどまらず 人間関係を円滑にするためのノウハウが盛りだくさんなので、ビジネス書のカテゴリーではあるが、ビジネスマンに限らず多くの人に読んでもらいたい本だと思う。
 
 

-読書感想文


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

[読書感想文]致知 2019年4月号

松下幸之助翁「徳を積むことしかない」 テーマは「運と徳」 今月号のテーマは「運と徳」。 興味のあるテーマだけに 読み応えもあり、たくさんマーカー引きながら読んだ。 そんな中から印象に残った箇所を備忘録 …

[読書感想文]絶対幸福(木村蓉子)

死の淵から生還した、知人の闘病記 重症筋無力症という難病にかかり、死の淵をさまよい、、そこから見事生還された 知人の木村蓉子さんご本人から頂いた闘病記、「絶対幸福」を読みました。 体調が日に日に悪化し …

[読書感想文]「ビジョナリー・カンパニー ZERO」

「ビジョナリー・カンパニー」シリーズ最新作 「ビジョナリー・カンパニー」シリーズは多々出版されているが、最新作が出たとのことで読んでみた。 実は 今まで「ビジョナリー・カンパニー」は なぜかあまり読み …

[読書感想文]村上和雄著「生命の暗号」

ここでも「考え方」が重要、と。 月刊「致知」と言えば、人間学を学ぶ書物として読んでる方も多いかと思うが、その致知の本年8月号に、「『ありがとう』が生んだ奇跡」と題し、筑波大学名誉教授で遺伝子工学の第一 …

no image

松下幸之助と稲盛和夫

会社の朝礼で松下幸之助氏の「道をひらく」を使っているのもそうだが、少々松下幸之助さんの著書も読むようになった。   クリスマスプレゼントで↑の2冊をいただいて、今読んでいるところ。   もともと稲盛さ …