仕事でもプライベートでもそうだが、相手の話をよく聞いて さらに引き出してあげることが大切だ。
ちょっと聞いただけで、反論や持論を展開してしまうと、相手もそれ以上話してくれなくなり「本質」が見えてこないことが多い。
相づちを打ちつつ、「理解してるよ」「共感してるよ」と 思ってもらうことで、より深い話を引き出すことができる。
でも、実は聞き上手って、意外と難しい。
相手に言いたいことを自由に言わせるのって、自分にそれを受け止めるだけの「器」や心の広さが必要だからだ。
「相づち」の基本形には4パターンあるらしい。
- 共鳴・反応の相づち・・・「フム、フム、なるほど」
- 関心・興味の相づち・・・「へえ~、それからどうしたの」
- 驚き・関心の相づち・・・「ほぉ~、本当!すごいね」
- 愛情・理解の相づち・・・「ウ~ン、そうなんだー」
日本人は感情をあまり表に出さないから、聞き手のリアクションがないと 話し手も不安になる。
講師として教壇に立っているとき、無反応だと「伝わっているんだろか…」「肯定的に聞いてるんだろか…」などと不安になる。。
なので、自分がセミナーなどに出ているときは、極力うなずきながら、ときどき笑いながら聞くようにしている。
そうすることで、話しても乗ってくる。
ぜひ聴き上手になりたいものだ。