コーポレートサイトとは別に、ブランドに特化したサイトを立ち上げる
先日、あるお客様からサテライトサイトについての相談をいただいたので、サテライトサイトについて解説してみたい。
ホームページ(Webサイト)というと、多くの企業が会社案内を中心とした いわゆる「コーポレートサイト」を立ち上げていると思う。
今や、顧客にしても、取引先にしても、採用にしても、、必ずと言っていいほど まずその会社のサイトを見るだろう。
会社案内的に自社のコーポレートサイトを立ち上げるのは、もはや常識となっている。
専用パンフレットと同じ
アナログのツールでは、会社案内パンフレットを作っているところは多いと思うが、その他に 特に売りたい商品、力を入れている事業については、専用のパンフレット別に作っていると思う。
Webでも同様に、商品・事業に特化した専用のサイトを別に作ることがある。
このような位置付けのサイトを、メインとなるコーポレートサイトに対し「サテライトサイト」と言う。
※注)メインサイトのSEO対策を目的として立ち上げるサイトをサテライトサイトと言う場合もあるが、ここでは単にSEO対策(検索順位アップ)だけを目的とするのではなくサテライトサイト自体でも集客→コンバージョンを目的としたサイト構築を図る意味としてサテライトサイトとう。
コーポレートサイトでは、どうしても会社の全体像、、会社概要や理念、場合によっては社長挨拶、求人募集などのページも必要になってくる。その中でイチオシの商品や事業のページがあっても薄まってしまう。
そこで特化した専用のサテライトサイトが効果を発揮する。
検索エンジンのSEO対策でも「キーワードの出現率」という指標があり、アピールしたいキーワードが全体の中に少ない割合で存在するよりも、専用サイトで出現率が高い方が評価が高い、という報告もあります。(あまりにも不自然に高すぎると逆にペナルティーとなるので注意が必要)
間口を広げる効果
紙のパンフレットだと、出会った人に会社案内と一緒に渡すことになるので、それだけで出会う人が増えるわけではないが、Webサイトの場合 サテライトサイトを構築することで、その分検索でヒットする確率が増え、コーポレートサイトと合わせた相乗効果でトータルのユニークユーザ数(延べ人数ではなく、実人数)が増える、間口が広がるという効果もある。
別ドメインで立ち上げるのがポイント
サイトの構築方法として、例えばメインサイト http://abc.com の中に http://abc.com/xxx として別デザインで構築することもできるが、SEO対策的な効果を考えるのであれば、ぜひ別ドメインとして立ち上げたいものだ。
前者が「一つのサイト」として扱われてしまうのに対し、別ドメインとすることで、全く独立した異なるサイトとして認識されるからだ。
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