公開から数ヶ月、試しに1台 Win7→10へアップデート
Windows10の公開から2ヶ月経過した9月時点のOSシェアを見ても、Windows10のシェアは 6.6%止まり。。
※記事・グラフ出典:マイナビニュース
旧OSを使っていると「Windows10無料アップデート」を促すウィンドが頻繁に出てくるが、、その割にはまだ思い留まっている人が多いようだ。
事前にリサーチして、リスクを調査
以前のブログで「Windows10無償アップデート7/29開始:安易なアップデートはちょっと待て!!」という記事を書いて警鐘を鳴らしていたが、IT関連の仕事をする身としては試さない訳にはいかぬ、ということで影響の少ない自宅のPCをWin10にアップグレードしてみた。
事前にリサーチして、リスクを調査
調べてみると、Win10にすることでの影響範囲がわかってきた。
例えば、
●使っているプリンタなど周辺機器のドライバがWin10に対応していないと動かない場合がある。
●銀行のオンラインバンキングなど、Win10に対応していないものもある。
●インストールされているソフトがWin10では(全機能、または一部機能が)使えなくなる場合がある。
など。
自分の環境での対応可否を一つずつ調査
そこで、例えば自宅にあるCanonのプリンタがWin10に対応しているか、取引銀行のネットバンキングが対応しているか、など一つずつ調査し 致命的な影響はないことを確認。
念のためハードディスクを丸ごとバックアップ
アップデート後に万が一「やっぱ使えねぇ…」なんてことになったときに、元に戻せるようにハードディスクを丸ごとバックアップ(*1)しておく。
(*1)ブログ「究極のバックアップ、ハードディスク丸ごとコピー!」参照
いよいよWindows7→10(32bit版)にアップデート
満を持して(!?)いよいよWindows10へのアップデート開始。
手順に従い実行し、特に問題なくアップデート完了!
●プリンタドライバのインストール
自宅のプリンタ「Canon MP610」は、既に型が古いため、メーカーからWin10用ドライバは提供されていない。。
が、ネットのクチコミ通りWin8(32bit)用をDLしインストールしたところ普通に動いた。
●「かざぐるマウス」がうまく動作しない
マウスの動作を画期的に優れモノにする愛用のソフト「かざぐるマウス」が、Win10ではスクロールの加速がしないことが判明。
調べたところ、やはりクチコミにも出ていて、、どうやらあきらめざるを得ない。。
他に代替ソフトを探すも あまり良さそうなのは見つからず、、このまま かざぐるマウスを使い続け、スクロールの問題については「AutoHotkey」にプログラムを書く(*2)ことで解決。
(*2)参考記事「AutoHotkey: ホイール・スクロールを加速」
あとは、Win7で設定していたウィンドウ枠のカスタマイズなどが無効になっていた、、などの細かい問題はあったものの概ね良好。
ほぼ一日でWin10へのアップデート、及びそれに伴う環境整備が完了。
会社のPCはいつアップデートするか?
Win10にアップデートしても、概ね遜色なく使えることが確認できた。
では、会社の業務で使ってるパソコンはいったいいつアップデートするのが良いか?
Windows10の無料アップデートは1年間
一応遜色なく使えることはわかったが、Win10にして何か画期的に良くなったという実感もない。
であれば急いでアップデートする必要性も特に感じない。
ただ、「Windows10の無料アップデートは発売開始から1年間」という時限があるので、それまでにはアップデートしたい。(でないと、WindowsXPのようにサポート終了されちゃうと困る。)
しばらくはWin7のまま使い続ける、という選択
結論としては、無料アップデートの期限が近くなるまでは今のままWin7を使い続け、来年の6月くらいにWin10にアップデートするのが良さそう、という考えに至った。
その頃には、不具合やそれに対する解決策などもネット上に情報としてたくさん出ていることだろうし、リスクが最も少ないと思われる選択。
会社のPCをアップデートする際は、また1台 先行テストPCで試してみて慎重に行うようにしたい。
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