CEOブログ

横浜で活躍するホームページ作成・開発会社アットライズの代表取締役社長(CEO)が綴る、日々の奮闘記!!

読書感想文

[読書感想文]人工知能は人間を超えるか

投稿日:

P1100812-s

人工知能に関するベストセラー

人工知能の全体像を理解するために、当該ジャンルでベストセラーでもある「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」を読んだ。

歴史的背景から現状、将来展望まで

本書は、人工知能の全体像を把握・理解する上でとても分かりやすく書かれている。
人工知能を「レベル1~4」の4つのレベルに分類し、それぞれの特徴や今現在のレベルなどに当てはめて解説している。

この手の本はヘタすると難しい専門用語の羅列で理解できないことも多いが、本書は難しい専門用語は 比喩を使ってわかりやすく解説してくれているので、技術にあまり明るくない初心者が読んでも理解できるようになっている。

第1次AIブーム~第3次AIブーム

本書では、人工知能=AIについて、過去の歴史的生い立ちから、現在の状況、今後の展望などについて、第1次AIブーム~第3次AIブームに照らして解説している。
現在は第3次AIブームであり、過去の第1次、第2次のように「がっかり」して終わるのか、それとも本格普及していくのか!?

ディープラーニング技術が開発されたことで、過去のブームとは異なる発展に繋がると読んでいる。

20年前のインターネット黎明期と同じ空気が

ワタシが感じるのは、ちょうど20年前の1990年代後半から2000年前半にかけて爆発的に普及したインターネットの黎明期を同じ空気を感じる。
それから20年、今やインターネットが当たり前に使われる時代になった。
モバイル端末から、文字通り「いつでも どこでも」当たり前に使われ、生活の一部になっている。
AIも、今まさにその黎明期であるように思う。

産業は20年毎に入れ替わる

私の師匠でもある稲盛和夫氏は、メイン産業は20年毎に入れ替わる、と話されていた。
戦後の繊維産業、自動車産業、コンピューター産業。。
インターネットの普及から ちょうど20年。これからAIの時代がやってくる。
 
 

-読書感想文


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

[読書感想文]致知 2019年4月号

松下幸之助翁「徳を積むことしかない」 テーマは「運と徳」 今月号のテーマは「運と徳」。 興味のあるテーマだけに 読み応えもあり、たくさんマーカー引きながら読んだ。 そんな中から印象に残った箇所を備忘録 …

no image

松下幸之助と稲盛和夫

会社の朝礼で松下幸之助氏の「道をひらく」を使っているのもそうだが、少々松下幸之助さんの著書も読むようになった。   クリスマスプレゼントで↑の2冊をいただいて、今読んでいるところ。   もともと稲盛さ …

[読書感想文]「起業の天才! ~江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男~」

筆者の取材力に敬服 今まで 盛和塾の機関誌 全156巻を 毎週1冊ずつ読んで感想をアップする、、という、通称「機関誌マラソン」を ほぼほぼ丸三年続けていた。。 この間、機関誌を読むのに必死で、それ以外 …

[読書感想文]「心。」(稲盛和夫著)

心をベースとする経営・生き方の集大成 先の「思い邪なし 京セラ創業者 稲盛和夫」 (ブログはこちら)が、稲盛氏の半生を描いた伝記であるとするならば、この「心。」は、氏の心をベースとする経営・生き方の集 …

[読書感想文]村上和雄著「生命の暗号」

ここでも「考え方」が重要、と。 月刊「致知」と言えば、人間学を学ぶ書物として読んでる方も多いかと思うが、その致知の本年8月号に、「『ありがとう』が生んだ奇跡」と題し、筑波大学名誉教授で遺伝子工学の第一 …