久しぶりに読書感想文を。
今年の年明け早々、脳腫瘍で大手術をした知人のお見舞いに行ったとき、まだ術後数日にもかかわらず あまりにも元気な姿に驚いた。
聞くところによると、薦められて中村天風氏の「運命を拓く」を読んで、前向きな気持ちになったとのこと。
人から薦められると とりあえず試してみたくなる性格のワタシ。。
つまり、クチコミにめっちゃ弱い、、ということ(^^;
この本も早速読んでみた。
人生や哲学的なことを学んでいると、必ずと言っていいほど出てくる中村天風氏と安岡正篤氏。
前から触れる機会はたくさんあったが、この本を読んだのは初めて。
ポジティブで前向きな生き方
「考え方」が重要であり、考え方次第で境遇も人生も変わってくることは、たくさんの偉人の話から異口同音に聞いて知ってはいたが、この本では それが人生や生命力にまで影響を与えると書かれている。
事実、中村天風氏は瀕死の結核を患いながら、インドのヨガの聖人カリアッパ師と出会い、そしてそれまでのネガティブな考えから、ポジティブな考えに切り替わったところ 結核も治った、という体験の持ち主。
ワタシも日頃から「ポジティブ思考」と言ってはいるが、改めてポジティブ思考の重要性を知った。
その次にちょうど今読んでいる本、知人でもある岩崎一郎氏著「なぜ稲盛和夫の経営哲学は、人を動かすのか? ~脳科学でリーダーに必要な力を解き明かす~」では、「考え方」が人生や境遇に及ぼす影響を脳科学的に裏付けている。これも読み終わったらぜひ感想文としてアップしたいと思う。
逆境に遭ったとき もう一度読みたい本
この本、本当に勇気をもらうのは、たぶん逆境に遭遇したときだと思う。
平常心でいるときに読むのとは、たぶん迫力が違うのだろうと。。
ないに越したことはないが、、もし病気やトラブル、何か逆境に遭遇することがあったら、ぜひもう一度読み返してみたいと思う。