
「仕事の意義」を問いFIRE(早期リタイア)ブームに一石を投じる
自社の女性スタッフが「きっと服部さんなら共感できるところが多々あると思いますよ」と 貸してくれた「人生は仕事が10割」。
このような尖ったタイトルではあるが、決して社畜になれ! と行っているワケではない。
早期リタイアを目指す「FIRE」ブームに対し、著者は「NO FIRE(ノー・ファイヤー)」という生き方を提唱し、「働かないこと=幸せ」ではなく、「死ぬまで夢中になれる仕事を持つことこそが、人生の最大の幸せであり自由である」という「新しい幸福論・仕事論」を展開した一冊。
FIREを目的にすると、達成した瞬間生きる目的がなくなる
食べていくために必死で働かざるを得ない余裕のない生活よりは、そりゃ余裕のある生活の方が良い。
だからと言って働かなくても食べていけるだけの財産があったらどうするか? ワタシは以前より、例えば定年とかになってガシガシ働く状態から離脱したとしても、体が動く限り働き続けたいと思っていたので、本書の内容には「御意!!」。
ここで言う「働く」とは、単に報酬を得ることを言うのではなく、余のため人のために役に立つ、、という意味だ。
せっかくこの世に生を受けたんだから、やはり死ぬまで働きたい(社会に貢献する)と思う。
FIREを目指している人、仕事は最小限の時間で生きるための賃金を得るもの、と考えている人たちからは、タイトルを見ただけで拒絶反応が予想されるが(笑)、、決してFIREを全否定しているわけではない。
「FIREを目標にしていると、達成後に目標がなくなる」「目標(FIRE)に向かっているときが最も充実していたはず」。
むしろ拒絶反応を示すような人にこそ、ぜひ読んでもらいたい一冊である。
なにより嬉しいのが、この本を女性スタッフが貸してくれたことだ。

