転送する際などの注意点
知人からメルアドの扱いについて 問い合わせがあったので、ここで解説しておきます。
以下、概要。
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その方の所属する ある会で、ゲスト参加していただいた方からのお礼メールを、その会の幹事(約20名)に「こんなメールがきました」と、そのまま転送したとのこと。
ゲストの方のメールアドレスなどもそのまま転載したが、メルアドなどは伏せ字とかにすべきだったか?
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というもの。
個人情報保護法からの観点
個人情報保護法では、「個人を特定できる情報」が保護対象になっています。
メールアドレスの場合、例えば単に「name@gmail.com」(名前@gmail.com)のようにgmailのフリーアドレスを使っているだけであれば、このメアドから個人を特定することは基本的には不可能なので「個人情報には当たらない」ということになります。
しかし、例えば「name@companyname.com」(名前@会社ドメイン)のように、所属している会社と名前がわかってしまえば、特定できてしまうので「個人情報にあたる」とされています。
今回の知人の相談では、「名前@会社ドメイン」だったので、定義としては個人情報にあたります。
が、、送っているのが その会の「幹事 20名程度」であれば、そんなに神経質になることはないと思います。(幹事は、選ばれた信頼ある人の集まりのはずだから)
ただ、これがその会の全会員(数百人)へのMLだったら、やはり伏せ字とかにして
おく方が良いでしょう。
一般論として
あくまでも個人情報保護法の観点から言えば、個人を特定できないフリーアドレスなどは個人情報ではないですが、メルアドが流出すると スパムや迷惑メールなどの温床となりますので、扱いに注意する必要があります。
特に皆さん(世間一般)、例えフリーアドレスでも メルアドが流出することには神経質になっていますので、個人が特定できないとは言っても、拡散することはNGだと思ってください。
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