先日のブログで、スマフォの初期化をした話を書いたが、
初期化するにあたり、今まで 2GBだった「MicroSD」を、32GBに大幅容量アップした。
(容量的にはも64GBとかもっと大きなものもあるが、自分の使い勝手を考えると そこまでの大容量は必要ないとの判断で 今回は32GBをチョイス)
こんな小さい筐体に32GBもの大容量が入ること自体驚きだが、もっと驚いたのは その価格。
ナント「1600円」!!
半導体の集積密度は その昔 有名な「ムーアの法則」として語られていたが、こんなに高集積密度で、しかもこんなに低価格になるとは、、日本の半導体産業が厳しい、という話はよく聞くが、これでは利益を出していくのも大変なわけだ。。。
「メモリの容量」と言って思い出すのが、前世紀末にあった「西暦2000年問題」だ。
当時 ワタシも前職で現役SEをやっていたので、この2000年問題は他人事ではなかった。
2000年問題とは、簡単に言うと、、
当時まだ高価で 潤沢には搭載できない「メモリ」を、いかに効率よくプログラムを書いていくか、というのがSE・プログラマーに求められるスキルの一つでもあった。
なので「年号」を使ってプログラミングする際は、4桁で「1996」とか書くのではなく、2桁で「96」とか書いていた。
ところが、1999年→2000年に年が変わると「00」年となり、本来は「1999 < 2000」のハズが、コンピュータ上では「99 > 00」と判定されて、誤作動が起こる、、という大問題。
さすがに1990年代後半に書かれたプログラムは その考慮はしていたが、70年代、80年代あたりに作られ、まだ稼働していたようなレガシーシステムが世の中には 沢山あり、社会問題となっていた。
SEの中には 1999年の大晦日、誤動作に備えて会社に徹夜で泊まり込み、カウントダウンをドキドキしながら迎えた、、という人も多かったことと思う。
それからわずか15年、、いや日進月歩のこの世界では もう15年、と言うべきか。。
とにかく、この進歩に驚くばかりだ。
PCなどに搭載されるハードディスクも、最近では「数TB」(テラバイト)のものなどがたくさん出回っている。
数年前の容量から比べると、はるかに大容量で、容量不足なんて心配いらない! と思っていたが、、
そこに入れるべきデータ容量も、動画や高解像度デジカメなど、ハードディスクに比例して大容量になってきているので、、いつまで経っても容量不足の心配はなくならないのかな。。(^^;
ホームページ制作のこと、ホームページの運営でわからないことや困っていることがありましたら、「株式会社アットライズ」までお気軽にご相談ください。
株式会社アットライズのホームページはこちら