今日の朝礼は、週末に見たテレビ番組から「商品の値段と価値」について。
まず一つめが、「がっちりマンデー」でやっていた、地元密着のローカルスーパーで高級メロンがよく売れる、という話。
ここでは最高級の「5,000円」を筆頭に、「4,000円」「3,000円」・・・と品揃えがあるが、店主曰く「5,000円のメロンがあるから、4,000円、3,0000円も売れる」とのこと。
消費者心理として、最高級は贅沢なので二番目、、となるらしい。
またもう一つの例は、「ガイアの夜明け」でやっていた「魅せて売る」。
デパ地下などで、総菜や弁当を調理しているところをあえて見せ、それで購入意欲を高めようというもの。
スーパーでも「試食販売」というのはよくやっているが、もっと積極的に作っているところを見せる「実演販売」。これで「高級しらす」が普段の5倍も売れた、と。
しらすだけでなく、一緒に調理している食材・調味料も少々高いものでもまとめて買って行かれるそうだ。
ここから学ぶことは、お客様目線でいかに購入意欲がわく提供の仕方をするか、ということ。
我々の仕事でも、デザイン案や見積りを出すときに、単に「見てください」といってメールで送るだけでなく、「なぜこのようにしたのか」「これのどこがポイントで どう良いのか」、見積りの場合は どのような作業があってこの金額なのか「作業項目」の内訳を明示し、さらに口頭できちんと説明することによって誤解なく納得していただけることが多いと感じる。
何事もちょっとした創意工夫で、お客様にとっての価値を高められる、ということですね。