12/17(木)、盛和塾の「塾長例会」が開催された。
これは、1~2ヶ月に1度、稲盛和夫塾長の講話を直接聞ける貴重なセミナー。
この日の例会は、全国から約1000名が集まった壮大なスケール。
毎度のことではあるが、経営者として、また人として「徳」を積んでいく上での貴重な話
をいただいた。
まずは自分自身が変わること、そして会社が変わっていくように実践していきたい。
昨日の講話から印象的な内容を抜粋。
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昨日の講話は、この不況をどのように乗り切るべきか、、という内容。
その中で「不況の今やるべきこと5ヶ条」という話があった。
[1] 従業員との信頼関係、絆を強める努力
業績が悪いと とかく人間関係が悪化しがちである。
そんなときこそ、経営者と従業員/従業員同士の信頼関係、絆を強める
努力が必要。
[2] あらゆる経費を削減する。
ムダを徹底的に省き、スリム化する。
[3] 営業に力を入れる。
トップが率先垂範して営業する。
そして営業以外の社員でも新たな仕事を獲得する意識を持つ。
[4] こういう時こそ新製品の開発をする。
手空きの時間を使って、新たなアイデアを出し合い新製品の開発を行う。
[5] 全ての面で創意工夫に努め、回復時に発展する芽を作る。
「不況」は企業が強くなるための試練。
これを乗り越えたとき、強い企業体質になっているハズ。
竹は「節」があるから折れずに強い。
景気が悪いと嘆くのではなく、状況を受け止めて前向きに毅然と立ち向かうべし!