CEOブログ

横浜で活躍するホームページ作成・開発会社アットライズの代表取締役社長(CEO)が綴る、日々の奮闘記!!

業界・技術情報

翻訳サイトから情報漏洩の危険性!

投稿日:

binary-system-557605_640

便利の裏に潜む脆弱性

インターネットはとても便利だ。
翻訳サイトも充実しており、ワタシの拙い知識で英語を読むより 翻訳サイトで日本語変換した方がよっぽど理解できちゃったりする。。(>_<)

が、そんな翻訳サイトで翻訳した文章が、インターネット上で公開状態になっていたり、流出する可能性がある!

無料翻訳サイトで入力した文章が公開状態に!

今朝の読売新聞1面トップに掲載されていた。
以下、http://jcc.jp/sp/jiken/98361/ に掲載されていた記事。

[ネット翻訳でメール流出](2件/週)
02/20(金) テレビ朝日 【グッド!モーニング】
ネット翻訳でメール流出
インターネットの特定の無料翻訳サイトに入力した文章や翻訳結果がネット上で誰でもみられる状態になっていることがわかった。
メガバンクの顧客情報の他、中央省庁、自動車メーカーの業務メールなど発信者を特定できるものだけで、少なくとも30件の流出が確認されている。
この翻訳サイトはグーグルやヤフー、エキサイトなど大手サイトではないが、東南アジアなど約60の言語に対応しており、現地の企業関係者らが利用しているとみられる。
サイトの解説者とされるのは中国人男性。

読売新聞の記事によると、Googleやエキサイトなどの大手サイトではない、、としているが。。

流出する可能性はあり得ると思っていた

ワタシも以前から翻訳サイトは度々使うが、、「入力した文章が漏洩する心配はないのか?」と正直不安だった。
なので、個人情報や機密的なものは入れないように注意はしていた。
だから 今回の記事を目にして、「やっぱり。。」という感想。

フォームから入力する以上、そのデータがどう処理されるか、、それはサイト管理者側の構築の仕方ひとつにかかっているからだ。
 
 

インターネットとはそういう脆弱性と裏腹

インターネットを使う以上、そういう脆弱性と裏腹であることを認識する必要がある。

SNSやブログなどで、家族(特に子供)の写真や名前を「公開状態」で載せたりすることにも警鐘を鳴らす人がいる。

ワールドワイドに繋がっており、とても便利なツールではあるが、一歩間違えると(本人は間違えてる意識は毛頭なかったりするが…)コワイ、、諸刃の剣であることを忘れてはならない。
 
 

-業界・技術情報

関連記事

Googleマップ「ストリートビュー」はスゴい!

Googleマップの「ストリートビュー」がついに日本でも見られるようになった。 打合せ先の地図を調べようとしたら「ストリートビュー」を体験できた。 初めて行く場所の路地の様子などが事前にわかるのはスゴ …

WordPressに深刻な脆弱性

しばしば発覚する脆弱性 WebサイトのCMS(更新システム)として広く普及しているWordPress(ワードプレス)ですが、Windowsがさまざまなセキュリティホールを突かれているのと同様に、シェア …

究極のバックアップ、ハードディスク丸ごとコピー!

備えあれば憂いなし バックアップといっても、用途に応じてさまざま 共用ファイルサーバーのバックアップ方法について、以前のブログ(*1)で書いたが、今回はパソコンのHDDを丸ごとコピーしてしまうという方 …

テレワーク、本格導入にあたって考慮したこと

これをきっかけにテレワーク化が一気に進むか 新型コロナウィルス感染対策として、当社でもテレワークを本格導入した。 どちらかと言うと自分は、今まで リモート会議システムなどを使った取引先との打合せにも消 …

no image

[EMOBILE]イーモバイル不具合:表示できないサイト

モバイル用に「EMOBILE」のUSBタイプ(​D​1​2​L​C​)を使っている。 が、なぜかブラウザでサイトを表示するときに特定のページで表示されずに止まってしまう、、という悩ましい問題がずっとあ …