CEOブログ

横浜で活躍するホームページ作成・開発会社アットライズの代表取締役社長(CEO)が綴る、日々の奮闘記!!

業界・技術情報

ネット上の「忘れられる権利」

投稿日:2014年7月18日 更新日:

ネット上には、誤った情報や誹謗中傷など、、不適切な情報も溢れている。
それが自分に関することとなれば、一刻も早く消し去りたい、と誰もが思うだろうが、一度アップされた情報を削除するのは簡単ではない。いや、ほとんど不可能と言っても良いくらいだ。

ずいぶん前だが、当社のクライアントでも誹謗中傷による書き込みが、検索の上位にきてしまい、それを「なんとか消す方法はないか?」と相談されたことがある。
今では「逆SEO」なるサービスを行っている業者もたくさんある。
※「逆SEO」とは、もともと検索上位にある自己に不利なページを、いろいろな手法を駆使して、順位を下げて目立たなくする方法。

今日のニュースで、「ネット上の『忘れられる権利』要請、Bingも受け付け開始」というものがあった。
以下記事引用

利用者は、自分の名前を検索した際に表示される検索結果の表示から削除してほしいウェブページを特定し、インターネット上のリクエストフォームから申請を行うことができる。

Googleは既に6月から削除申請の受付フォームを設置している、とのこと。

もともとの記載されているページを削除するのは、投稿した本人でないと難しいが、検索結果に表示されなければ、そのページは誰も知ることができず、事実上 抹消されたに等しい。

早くこういった仕組みが広がってほしいと思う。
ただ、実際に審査し削除可否を判断するのは あくまでも検索エンジン側であり、時間がかかったり なかなか思うように対応してもらえなかったりと、こういったモノは思惑通りに機能しないことも多い。。

「忘れられる権利」が きちんと機能して、(本来便利であるはずのネットで)困る人が減ることを切に願う。

-業界・技術情報

関連記事

no image

今日の朝礼:2012/07/12(木)「Google新サービス:Google Maps Coordinateについて」

今朝の朝礼の話題は、Google Mapsの新サービス「Google Maps Coordinate」について。 このサービスは、企業向けの有料サービスで、GPS位置情報を利用してオフィスの外にいる社 …

ヤフーが「なう検索」でSNSのリアルタイム検索可能に!

Yahooが、TwitterやFacebookの書き込みからリアルタイムにキーワード検索できる「なう検索」を公開した。 意外と便利かも、「なう検索」 以下、ITメディアの記事『「○○ なう」でSNSの …

Webサイトがある日突然閉鎖されてしまったのはナゼ?

サーバーとドメインの契約は自社でしている 弊社でWebサイトの運用更新をさせていただいているお客様から、「突然サイトが見れなくなった。調べてほしい!」との連絡が。 このお客様、サイトの運用更新は弊社で …

SSLv3脆弱性(POODLE)へのブラウザーでの対処方法

今度はSSLに関する脆弱性が発覚! ネット上の通信プロトコル(通信方法)の一種である「SSLv3」に脆弱性がみつかり、業界内(!?)では、かなり大きな騒ぎとなっている。 簡単に説明すると、SSLにより …

no image

うっかりミスな個人情報漏洩事件

ある有料サービスを利用している会社から、メールでセミナーの案内が届いた。 が、驚いたことにそのメールの「To」欄には、そのサービスを利用する数百件(四捨五入すると千になるくらいの数字)のメールアドレス …