
『絶滅危惧種がコロナ禍で黒字化へ 39才まで主婦だった私の「思いやり経営」』
私が所属するKNBC(神奈川ニュービジネス協議会)で、2ヶ月に一回開催される「定例会」。
1月の定例会は、株式会社ドムドムフードサービス 代表取締役社長 藤﨑 忍氏の講演会。
テーマは『絶滅危惧種がコロナ禍で黒字化へ 39才まで主婦だった私の「思いやり経営」』
奇しくも この講演の3日前 1/16にドムドムフードサービスがMBOしたとニュースで報じられ、MBO以降最初の講演とのこと。
講演では、39才まで専業主婦だった自身が どのような経緯で現在の立場になったか、またMBOについてなども語っていただいた。
39才まで専業主婦、生活を守るために就職
短大を卒業した21才で政治家を結婚。その後 主婦として夫と家族を支えてきたが、、
39才の時、夫が心筋梗塞で倒れ、家計を支えるために 渋谷109のアパレルショップの店長に。
10坪の店舗で 9,000万の売上を2年間で2億まで増やすも、オーナーの意向で追われるように退職。。
44才尾で新橋の居酒屋(8.4坪、20席)に転職。半年で予約でしか入れない人気店に。
その後向かいのお店が退店したところで、周りからの奨めで自ら居酒屋経営に乗り出す。1年半後に隣りの店舗が空き、2店舗目をオープン。
そこでドムドムの商品開発を頼まれ顧問として就任。居酒屋との二足のわらじ。
1年後、居酒屋を後輩に託し、ドムドム専任になるが、権限がないため なかなか思うように改革できない。
責任ある立場を与えてほしいと訴えつづけ、2018年7月に取締役になるが、、いきなり「代表取締役」に抜擢された。
目指す共通目標を設定
重点的に取り組んだことは、
① 社内風土の改革
・現場の声をきく
・本部の声を優しく丁寧に伝える
和をもって事を運ぶ
・思いやりある言葉がけ(空いてを良く見ることになる)
・他者の尊重
② 独自性の模索
・ドムドムらしさ
・店舗の営業力
・現場での交流
・手紙での交流:会えないスタッフに手紙を持参し、店舗の壁に掲示
・LINEでの交流:店長のLINEグループを作り気軽にコミュニケーションがとれるように
→ プラットフォームになった
・独自の商品開発
・コロナ禍のマスク販売、その後のECでの販売や
・マスよりもコアを意識したブランド、意味のある出店
復活の背景
「自身の働きがい、高いモチベーション」を持つ仲間とのチーム力。
「思いやり経営」:従業員とお客様が喜ぶことだけにフォーカス。
話をお伺いして、与えられた仕事に真摯に向き合い、現場力を磨いていく姿勢に心打たれました。
現場に向き合うことで社員の意識を変え、そこから業績もアップしていく。これって我が師匠である稲盛和夫塾長が常々仰っていたこと。
やはりテクニック論よりも、現場一人ひとりの社員の意識を変えていくことが重要なのだと改めて思い知らされました。
藤崎氏のお話は その奥底に母性愛を感じさせるものでした。その暖かさが根底にあるから 周りの人に影響し、人も組織もどんどん良くなっていくのだろう。
素晴らしいお話を聞かせていただきました。

