70「倹約を旨とする」 私たちは余裕ができると、ついつい「これくらいはいいだろう」とか、「何もここまでケチケチしなくても」というように、経費に対する感覚が甘くなりがちです。 そうなると、各部署で無駄な経費がふくらみ、会社全体では大きく利益を損なうことになります。 そしてひとたびこのような甘い感覚が身についてしまうと、状況が厳しくなったときに、あらためて経費を締めなおそうとしても、なかなか元に戻すことはできません。 ですから、私たちはどのような状態であれ、常に倹約を心がけなければなりません。 出ていく経費を最小限に抑えることは、私たちにできる最も身近な経営参加であると言えます。