66「健全資産の原則を貫く」 京セラでは不良資産を発生させることを厳しく戒めています。 必要なときに必要なだけ買い入れること、必要なものだけを作ることが原則です。 余分なものを買ったり、余分なものを作ったりすると、不良在庫を発生させ無駄な経費を使うことになります。 しかし、万一不良資産が発生した場合には、ただちにこれを処理することです。 一時的には損失を出すことになりますが、目先の数字にとらわれず、勇気をもって不良資産を処理しなければなりません。 これをせずに問題を先送りすると、さらに大きな損失につながります。 経営は常に健全な資産状態で行われる必要があるのです。