64「売上を極大に、経費を極小に(入るを量って、出ずるを制する)」 経営とは非常にシンプルなもので、その基本はいかにして売上を大きくし、いかにして使う経費を小さくするかということに尽きます。 利益とはその差であって、結果として出てくるものにすぎません。 したがって私たちはいつも売上をより大きくすること、経費をより小さくすることを考えていればよいのです。 ですから、[原材料費]は[総生産]の何パーセントでなければならない、とか[販促費]はこれくらい必要だろうといった常識や固定概念にとらわれてはなりません。 売上極大、経費極小のための努力を、日々創意工夫をこらしながら粘り強く続けていくことが大切なのです。